紅葉リベンジ
(2003.11.26)

 
11.26
品川−(山手線)−上野−(高崎線)−宮原−(高崎線)−上尾−(高崎線)−北上尾−(高崎線)−桶川−(高崎線)−北本−(高崎線)−鴻巣−(高崎線)−北鴻巣−(高崎線)−吹上−(高崎線)−行田−(高崎線)−熊谷−(急行秩父路5号)−武川−(秩父鉄道)−永田−(秩父鉄道)−長瀞−長瀞市内観光(長瀞ライン下り・宝登山頂)−宝登山神社上長瀞−(秩父鉄道)−皆野満願の湯黒谷−(秩父鉄道)−大野原道の駅秩父=芦ヶ久保=正丸−(西武線)−吾野=高麗=ひばりヶ丘−(西武線急行)−池袋−(埼京線)−大崎−(山手線)−品川
  

運転免許関係の店がならぶ鴻巣駅前 紅葉見たさに
先日、紅葉を見に香嵐渓に行ったが、折からの暖かさのため紅葉どころか緑色のモミジしか見ることができなかった。ここ数年鮮やかな紅葉を見に行っているのに今年だけ見られないなんて、と思いリベンジすることに。予算的にも安そうな関東近辺の紅葉名所を探す。ちょうど友人H君もつき合うとのことで、彼の地元、埼玉に的をしぼる。久々長瀞にでも行くか!といくことで出発。その前に高崎線の各駅を訪問。鴻巣は免許取得以来の下車となった。ここに試験受けるため3度も通ったとは...苦い思い出だ。
 
元JR165系。急行秩父路号 急行列車で秩父方面へ
3時間以上かけてようやく熊谷に到着。ファーストフードで食事を買い、急行「秩父路」号に乗り込む。急行料金200円が必要であるが、元JR165系を改造した車両とあって居住性はなかなか。車内で朝食を取りながら秩父方面へ...と思ったが、まだ時間が早いので1つ目の駅、武川で途中下車することに。
 
こちらは元都営三田線! 懐かしの車両が!
友人とは2時頃に待ち合わせなので、まだ時間が早すぎる。調整のため、途中武川と永田の2駅で降りて駅前散策することに。ちなみに秩父鉄道では全駅硬券入場券を常備しており、収集家にはうれしい限りだ。職場の先輩と同じ名前の永田駅で早速入場券を購入しようとしたが、あいにく駅員は構内作業中で留守。どうやらポイントに油を差しているようである。しばらく戻って来ず、結局切符は買えなかった。仕方なく長瀞へ向かうことにする。やってきた電車は懐かしの元都営三田線の電車だ!
 
長瀞の岩畳。ここからライン下りの船が発着 鮮やかな紅葉が!
列車はようやく長瀞駅に到着。駅をでるとすぐ脇でライン下りの案内&チケット販売を行っている。聞くと全部で約30分の行程だそうだ。1550円とちょっと高めだが、せっかくなので迷わず乗ることにする。踏切を渡り土産物街を通り抜けると川縁に出た。そこで目に飛び込んできたのは色とりどりの紅葉、澄んだ川の水、そして青い空!やっぱり来てよかった、としみじみ。感動している場合でもなく、待っていてくれたライン下りの船に乗船する。
 
急流では水しぶき飛びまくり! ライン下りはスリル満点!?
ライン下りの船には船頭さんが2人乗っている。2人とも長い竹の棒をもって船を操縦?しているようだ。後ろの船頭さんは観光案内もしているようだが、私は最前列だったので全く聞こえない。かわりにスリル満点のライン下りを堪能できたかもしれない。ときたま急流があって、ここに船がさしかかると結構なスピードで下るのだ。水しぶきもかなり飛び、デジカメにかかってしまった。なんとか大丈夫のようだが...。20分ほどの船の旅を楽しんだ後、下流の野上付近でマイクロバスに乗車、長瀞駅裏で解散となる。
 
宝登山ロープウェー、かなり年期はいってるかも こんどは山頂へ
今度は山の上から紅葉を楽しむことにする。駅から山の方へ歩くこと15分。宝登山神社横を通り、急な坂道を上るとようやくロープウェー乗り場に着く。約30分間隔の運転だが、丁度発車時刻だったようで運がいい。ロープウェーはもんきーという愛称の年期が入ったものであった。よくみたら昔の秩父鉄道の車両色ではないか?約20名ほどの客とガイドさんを乗せ、約5分の空中旅行が始まった。
 
山の上からの景色は最高! 美しい眺望
ほどなく宝登山頂駅に到着。名前は山頂となっているが本当の山頂はもっと山を登った先のようだ。ここで友人H君から電話が...。2時過ぎに着く予定が道が空いてたのでもうすぐ到着と。そうするとのんびりしてはいられない。仕方なく展望台からの景色をしばし眺めた後、折り返しのロープウェーで戻ることに。短い時間ではあったが、展望台から見た赤黄の山々はとても鮮やかであった。
 
バーベキューのメッカ?上長瀞の川縁 上長瀞の川縁へ
山麓で無事H君と合流。ここからH君の車で移動することにする。まずは9年前にバーベキューをやった場所、上長瀞に向かう。学生だった当時、バイト仲間8人とここに来てバーベキューをやったっけなぁ。今考えるとすごく昔のような気がする。久しぶりに来たが見る景色はほとんど変わっていなくて、なんだか安心した。ここの滞在時間が大変短くなってしまったのは残念であった。急いで上長瀞へ向かい、再び乗車。満願の湯の最寄り駅、皆野で下車し、先回りしていたH君の車に乗り込む。
 
紅葉がきれいな満願の湯 紅葉見ながら露天風呂で...
皆野から車で15分ほど、だいぶ山深いところまで入ったところに「満願の湯」がある。温泉、露天風呂の他レクリエーション施設や食堂などもあり、人気スポットの1つに数えられている。玄関は改装工事のまっただ中で雰囲気も何もなかったのだが...。温泉は洗い場こそ少ないものの、渓谷と紅葉を見ながら浸かれる露天風呂は格別!泉質も100%天然温泉だけあってなかなか濃い感じだ。思わず予定外の長湯をしてしまった。
 
道の駅でお食事 秩父で板そばを食す
風呂あがりの後、食堂で食事をしようと思ったが、老人の団体でいっぱいな上、かなり騒がしい。ここはあきらめ秩父あたりで食事しようと店をさがす。丁度秩父市街に入ったところに中規模の道の駅があったのでここのレストランで遅ればせながら昼食ということに。おすすめメニューの板そばを注文。ボリュームはイマイチだがなかなかのお味である。食後のデザートで同レストランで販売の黒ごまソフトクリームを食べる。こちらは味が濃くて満足いく味!
 
ひとけのない駅で... ひとけの無い駅を散策
道の駅を後にし、西武線沿いを戻ることに。途中西武では一番秘境であろう駅、正丸に立ち寄る。ここの駅でなんとお金(4ケタ)を拾う。しかしこんな人のいないところで大金を落とすもんかねぇ。ゆえ誰も拾わないのだろうか。幸い有人駅だったので駅員に渡す。権利を主張するにもここまで取りに来るだけで電車賃がかかっては意味がない。残念ながら!権利を放棄。まあいいことをしてスッキリしたかも?この駅より吾野まで西武線乗車。再びH君に拾ってもらう。
 
大学時代よく行った飲み屋 懐かしの飲み屋にて
それからしばらく南下して、H君の自宅、ひばりヶ丘に到着。ここで車下車。H君に会うのも久々なので、駅近くの飲み屋で飲むことになった。ちなみにこのひばりヶ丘が私が大学時代バイトをしていた街なのだ。長瀞のバーベキューもここのバイト先の人たちと行ったのである。なんだか因縁深いなぁ。駅近くの村さ来もそのメンバーでよく来たもんだ。そんなことをふと思い出しながらH君と今日の旅の反省会をしつつ、かなり飲み過ぎてしまったのは言うまでもない。帰りは午前様直前であった。


旅行記録 目次へ