四国レンタカー&関西鉄道の旅
 
(2002.8.16〜8.20)

8.16
東大島−(地下鉄)−新宿−(京王線準特急)−高尾−(中央線)−塩崎−(中央線)−韮崎−(中央線)−塩尻−(中央線)−中津川−(中央線)−名古屋−(ひかり175号)−京都−(ムーンライト高知号)−
8.17 −(ムーンライト高知号)−阿波池田−(土讃線)−小歩危−(土讃線)−阿波池田−(土讃線)−坪尻−(土讃線)−−(土讃線)−琴平=豊浜=箕浦=伊予寒川=赤星=伊予土居=関川=多喜浜=中萩−(予讃線)−伊予西条−(予讃線)−中萩=西条IC=(今治自動車道)=今治湯ノ浦IC=波止浜公園=波止浜=波方=大西=菊間=浅海=大浦=柳原=粟井=光洋台=堀江=伊予和気=三津浜=伊予上灘=下灘=串=喜多灘=伊予長浜=伊予出石=伊予白滝=八多喜=五郎=大洲IC=(松山自動車道)=川内IC=見奈良温泉−(徒歩)−見奈良−(伊予鉄道)−横河原−(伊予鉄道)−牛渕−(伊予鉄道)−見奈良=伊予小松=
8.18 =伊予三島=川之江=本山=比地大=さぬき豊中IC=(松山自動車道)=府中湖SA=(松山自動車道)=高松西IC=栗林=花園=高田=長尾=造田=神前−(高徳線)−造田−(高徳線)−神前=津田IC=(徳島自動車道)=高松中央IC=高松=羽床=栗熊=岡田=羽間=榎井=琴平−(しまんと4号)−後免−(土佐くろしお鉄道快速)−安芸−(土佐くろしお鉄道)−奈半利−(土佐くろしお鉄道快速)−布師田−(土讃線)−土佐大津−(土讃線)−高知−(土讃線)−枝川−(土讃線)−入明−(徒歩)−円行寺口−(土讃線)−伊野−(土佐電鉄)−朝倉−(土讃線)−高知商業前−(徒歩)−鏡川橋−(土佐電鉄)−大橋通−(土佐電鉄)−はりまや橋−(土佐電鉄)−高知−(土讃線)−薊野−(土讃線)−土佐一宮−(土讃線)−高知−(土佐電鉄)−桟橋通5丁目−(徒歩)−高知港−(大阪高知特急フェリー)−
8.19 −(大阪高知特急フェリー)−大阪南港・フェリーターミナル−(OTS)−コスモスクエア−(地下鉄)−弁天町−(大阪環状線)−西九条−(桜島線)−桜島−(桜島線)−ユニバーサルシティ−(徒歩)−安治川口−(桜島線)−大阪−(徒歩)−北新地−(東西線快速)−放出−(片町線)−住道−(片町線)−四条畷−(片町線快速)−星田−(片町線)−河内磐船−(片町線)−長尾−(片町線)−祝園・新祝園−(近鉄線急行)−近鉄郡山−(徒歩)−郡山−(関西線快速)−大和小泉−(関西線)−法隆寺−(近鉄線快速)−王寺−(関西線)−三郷−(関西線)−河内堅上−(関西線)−高井田−(関西線)−志紀−(関西線)−八尾−(関西線)−加美−(関西線)−平野−(関西線)−東部市場前−(関西線)−JR難波−(徒歩)−道頓堀−(徒歩)−近鉄難波−(近鉄線)−鶴橋−(大阪環状線)−桃谷−(大阪環状線)−寺田町−(大阪環状線)−西九条−(大阪環状線)−野田−(大阪環状線)−福島−(大阪環状線)−大阪−(東海道線新快速)−野洲−(東海道線快速)−大垣−(東海道線区間快速)−尾張一宮・新一宮−(名鉄線急行)−新岐阜・岐阜−(快速ムーンライトながら号)−
8.20 −(快速ムーンライトながら号)−品川
  


大月駅で買った駅弁
中央線で目指すは西へ!
今回の旅行は主に青春18きっぷを使っての旅となった。西に向かうにはどうしても東海道線を使わざるを得ないが、今回は敢えて時間をかけ、中央線経由で西を目指す。途中、大月駅では駅構内での駅弁販売があり、思わず声をかけ「幕の内弁当」を購入してしまった。案外空いていたので、ボックス席を陣取りのんびりと食事を取ることができた。このころはまだ天気がよかったのだが...。

 
中央西線の313系
豪雨で立ち往生
塩尻での乗り換えをする頃には雲行きが怪しくなり、西に進むに連れ雨足が強くなってきた。幹線だから大丈夫かな、とたかをくくっていたところ、電車が奈良井駅を一向に発車しようとしない。どうやら県境辺りが大雨の為、線路点検とのこと。これはしばらく動かないであろう。悪しくもボックスに座ることができず、できず、狭いロングシートに掛けていたのでなおさらつらいものが...。結局2時間ほど遅れて発車、その後も徐行運転を重ねた結果、終点の中津川に着いたのは約3時間遅れ。すっかり予定が狂ってしまった。
 
ムーンライト高知号
夜行列車で四国入り
このままでは京都発「ムーンライト高知」には間に合わないので、仕方なく名古屋から新幹線を利用することにする。車内販売で購入した弁当をほおばっているとあっというまに京都到着。当たり前だがやっぱり新幹線は速い!夜行の車内で飲む飲料などを購入し、いよいよ「ムーンライト高知」に乗り込む。今となっては貴重となった座席客車を使用している。しかしやっぱり古い簡易リグライニングシートであった。これは寝返りをうつたび席がもとに戻ってしまうので眠れないのである。初っぱなから寝不足状態となってしまった。
 
小歩危峡
小歩危峡の朝

翌朝、阿波池田で夜行列車を降り、ローカル線に乗り換え向かうは「小歩危」駅へ。そう、小歩危峡の最寄り駅である。大歩危よりマイナーなせいか、駅周辺は閑散としていたが、(早朝だから当たり前か...)駅周辺から眺める渓谷美には目を見張る物があった。早朝(朝6時)にもかかわらず、他の観光客の姿を発見したことに驚き...。
 
スイッチバックの坪尻駅
秘境駅、坪尻へ
再び阿波池田方面へもどり、今度は秘境駅「坪尻」に立ち寄ることにする。ここは四国で2つしかないスイッチバック駅の1つで、駅前には民家はおろか道路さえないという、まさに秘境なのである。ちょうど1時間弱取れるダイヤ構成となっていたため、迷わず立ち寄ってみた。なるほど人の気配は全く感じられず、近くの沢だろうか、流れる音や鳥のさえずりの他、人工物の音は何1つしない。しばし静寂の中でリラックスすることができた。
 
波止浜公園から見たしまなみ街道
しまなみ街道と瀬戸内海を望む
その後、琴平駅で駅レンタカーを借り、ここからは車の旅となる。目指すは松山方面へ!途中予讃線の駅に立ち寄りながら、今治近くの波止浜公園に寄ってみた。高台にあるため眺めは爽快!と思いきや、木々に遮られあまり広大な景色を望むには至らなかった。それでも近年開通した、「しまなみ海道」の立派な道路と、今治の造船所であろうか?それらははっきりと伺うことができた。
 
下灘駅と海
夕刻の下灘駅にて
今治から松山をいったん通過。海沿いの道をたどり下灘という小駅に立ち寄ってみた。駅名の通り海にほど近い駅である。青春18きっぷのポスターの舞台ともなったこの駅のホームからは、雄大な瀬戸内海を望むことができた。この路線は、内子方面の新線開業後、ローカル支線的な路線に転落したため、ローカル色も満点だろうと思われる。
 
見奈良温泉利楽
西日本最大規模、見奈良温泉
伊予大洲から再び松山道経由で松山方面へ向かう。本来なら道後温泉にでも入りたいところだが、すでに2回訪問しているため、今回は近郊の温泉を探すことにする。ちょうど伊予鉄道の「見奈良」駅近辺に温泉がある、それも西日本最大規模というのだから寄らない手はない。早速立ち寄ってみると、期待通りかなり規模の大きな建物である。温泉も広く、食事ができるレストランもあり。すっかり満足してしまったのは言うまでもない。
 
讃岐うどん(釜揚げ)
朝から讃岐うどんを食す
見奈良温泉を出発後、ひたすら来た道を戻る。途中高松道に乗りPAで仮眠。早朝には高松に到着することができた。もちろん目的は本場、讃岐うどんを食べるため!高松駅の新駅舎が完成し、すっかり駅周辺が様変わりしたため、記憶をたどってうどん屋を探すことが困難かと思われたが、うどん屋の看板をいとも簡単に見つけることができ一安心。早速注文する。旅行に来る前に職場の先輩から進められた「釜揚げうどん」に2つほど総菜のトッピングを選んでいざ食してみる。やっぱりうまい!朝というのにあっという間に食べてしまった。
 
奈半利駅
ごめん・なはり線で奈半利へ
高松より琴平電鉄の沿道を通り抜け、琴平に到着。ここでレンタカーは返却。その後しまんと号で一路後免を目指す。ここから新しく開業した「ごめん・なはり線」に初乗車することとなった。さすがに話題となっているだけあって、わずか1両の気動車車内は満員である。なんとか着席し、発車。終点の安芸では途中下車し、駅併設の物産館で地酒を買い込んでしまう。さらに終点の奈半利へ。ここは開発途上といったところだろうか。待合室が狭すぎて人があふれているのがちょっと気になったが...。
 
土佐電鉄
頑張ってます、「とでん」
奈半利から折り返し、高知方面へ向かう。JRの伊野駅から「とでん」の愛称で親しまれている土佐電鉄の起点、伊野まで徒歩でわずかだ。早速乗車することに。赤色の行先板が目を引く。驚いたのが車内にTVが搭載されていること。もちろん音も流れていたが、乗客はあまり関心がないようだ。しばらく乗車し、ひろめ市場のある「大橋通」電停で下車。
 
鰹丼
ひろめ市場では鰹丼を
大橋通から徒歩数分の「ひろめ市場」では、さながらマーケットのように、所狭しと海鮮屋、食堂、衣料品店などがならんでいる。中央にはテーブルや椅子がいくつもあり、周辺の露店?で売っている食物をもちこんで食べることが可能である。高知といえばもちろん鰹。さっそくビール片手に鰹丼を食した。なかなか鰹はビールのつまみにあっているらしく、とてもうまかった。
 
フェリーむろと
フェリーで四国を後に
あっという間に日も暮れ、いよいよ四国を後にすることになる。高知港へ行くとm天候不良で出航が3時間ほど遅れるらしい。今回の旅行は天候に関してはついていないようだ。だが、乗船はできるようだったので助かった。丁度寝台席を購入していたので、カーテンを引き横になってのんびりすることができたからである。当日は寝台も含めほとんどの特別席は完売であったから、前もって予約して置いてよかったかもしれない。ビールをたらふく飲んだら眠ってしまったようで、何時出航したかどうかも覚えていない。
 
ラーメン「神座」
大阪近辺乗りつぶし〜食い倒れへ
最終日は再び青春18きっぷを使い、関西周辺の見知らぬ街をぶらつく、途中下車した郡山の古い街並みなどいい雰囲気で、再度訪問したいと思った。再び大阪へもどり、目指すは道頓堀。そう食い倒れである。まずは有名なラーメン店「かむくら」へ。今日はあまり混んでいなかったので、すぐ入店することができラッキー。
 
道頓堀名物「大たこ」
食い過ぎのような...
ラーメンを一気に食べた後は、これもお約束、道頓堀橋のすぐわきにあるたこ焼き「大たこ」へ。ここでたこ焼きを買い込み、早速立ち食い。これもうまい!あまりに一気に食べ過ぎたようで、なかなか動くことができなかった。その上、途中見つけたマロンソフトクリームに目がいき、思わず購入。これも美味!あまりに食い過ぎで腹の調子が...。
 
岐阜駅にて
ながら号で帰宅の途へ
すっかり満腹になり満足した私は、東海道線を東へひたすら進むことに。岐阜で多少時間があったので、いい飲み屋はないかと探したが、あまりに閑散としている駅前風景に絶句。結局楽しみにしていた酒は飲むことができなかった。しぶしぶ「ムーンライトながら」で帰宅の途につくこととなった。


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