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浦賀−(京急線特急)−京急蒲田−(京急線急行)−羽田空港−(ANA981)−福岡空港−(地下鉄)−博多−(L特急ソニック19号)−黒崎−(筑豊電鉄)−筑豊直方−(徒歩)−直方−(筑豊線快速)−長者原−(篠栗線)−博多−(地下鉄)−福岡空港−(ANA258)−羽田空港−(ANA71)−新千歳空港−(快速エアポート193号)−札幌−(地下鉄)−すすきの−(徒歩)−中島公園−(地下鉄)−札幌 |
12.2 | 札幌−(札沼線)−石狩当別−(札沼線)−晩生内−(札沼線)−札比内−(札沼線)−下徳富−(徒歩)−花月市街−(バス)−砂川−(L特急ライラック1号)−深川−(留萌線)−留萌−(留萌線)−箸別=増毛=朱文別=舎熊=信砂=阿分=礼受=瀬越=留萌・寿司屋=大和田−(留萌線)−北秩父別=秩父別IC=(留萌自動車道)=深川JCT=(道央自動車道)=滝川IC=東滝川=赤平−(快速狩勝)−茂尻=歌志内温泉チロルの湯=三井芦別=頼城=富良野 |
12.3 | 富良野=ファーム富田=上富良野町=富良野−(富良野線)−中富良野=フラヌイ温泉=富良野 |
12.4 | 富良野−(根室線快速)−野花南−(根室線快速)−富良野=幾寅=新得=しみず温泉フロイデ=柏林台=帯広(ぱんちょう・六花亭本店)=西帯広=芽室=御影=羽帯=十勝清水−(特急とかち10号)−南千歳−(快速エアポート)−新千歳空港−(ANA72)−羽田空港−(京急線急行)−泉岳寺 |
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まずは空路で福岡へ! 今回は、12/1に発売された全日空の「1日乗り放題切符」を利用することにした。これは、その日のうちであれば最大9区間まで乗っても1万円と、超お買い得なチケットである。できれば朝宮崎あたりに行って夜札幌、と考えたのだが、同じことを考える輩が数多く結局早朝便を取ることができず...。昼前の便で福岡へ向かった。ここでの滞在はわずか4時間!搭乗手続き等を考えると正味3時間少々しか時間がないではないか...。飛行中ガイドマップや時刻表とにらめっこしたけっか...。 |
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とりあえず移動しようか... まず博多で博多ラーメンを食べることだけは決めていたが、それ以外特に思い浮かぶことがない。それならばと(1)JR九州の乗ったことない特急に乗る(2)私鉄に乗って郊外へ、の2つを満たすプランが頭に浮かんだ。前から革張りシート、フローリングの床と鉄道車両の常識を逸した「白いソニック」に乗りたいと思って調べたところ、ちょうど着陸20分後に博多を出発ではないか。一か八かであったが、福岡空港−博多は地下鉄で5分と近く、おまけに着陸後すぐに地下鉄に乗れたため、なんとか間に合った。黒崎までわずか30分ほどであったが、ゆったりとした車内でのんびり過ごすことができて満足! |
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旧炭坑町へ 黒崎からは、路面電車もどき(実際は専用軌道を走っている)の「筑豊電鉄」に乗車する。黒崎駅のペデストリアンデッキを歩くと程なく乗り場へ。2両編成のミニチュア車両がデパートの1階で出発を待っていた。昼と言うこともあって乗客はあまりいないようだ。この先、終点の筑豊直方まで30分、車窓を眺めながら乗車。下車後、街をちょっとぶらつき、そのままJRの直方駅へ。この間約1kmほどはなれていて駅が見つからず焦ったが、何とかたどり着く。ここから新たに電化され、新しい車両が投入された「福北ゆたか線」で博多へ戻ることとする。 |
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とんこつラーメン 博多到着後、来たときには必ず寄るラーメン屋「おっしょいらーめん」(博多駅新幹線高架下)に向かう。時間に余裕がないこともあり、とりあえずふつうのラーメン(450円)を注文した。テーブルの傍らにあった辛子高菜(取り放題!)をたっぷりいれて食べる。うーん、昔と全然味がかわってなくて、すごくうまい!コシのある細麺とクリーミーな?とんこつスープがまたなんとも言えない。そしてチャーシューも脂が多からず少なからず、かなりジューシーであった。もう少し時間があったら替え玉を頼むところだったが...。離陸時間も迫っており、慌てて福岡空港へ。この後、羽田乗り継ぎで北海道へ。なんと慌ただしい旅行なんだろ。 |
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札幌らーめん 千歳には夜7時着。やっぱりかなり疲れているようで、とりあえず札幌駅前の「札幌ステーションホテル」にチェックイン。しばし休んだ後、寒空の元を駆け抜け、行きつけの「さんぱちラーメン」へ!先ほどあまり食べられなかったので、ここでは味噌チャーシュー麺、餃子、小ライスとかなり奮発する。全部食べられるかと思ったのだが、あっさり平らげてしまった。ここの麺も歯ごたえがよく、濃厚なつゆとよくマッチしている。南北ラーメン対決は引き分けというところか...。ちなみに食後に無料でアイスバーがもらえるのもこの店の特徴だ。また来年来ようっと! |
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翌朝、ローカル線を乗り継いで 翌朝は、札沼線の始発列車で石狩当別へ。ここから、いつ廃止になるかわからないというローカル線に揺られて、下徳富という駅で下車。浦臼からここを経て新十津川に至る路線はなんと1日3往復しか列車がこないのである。こんな頻度の路線に乗るのも貴重なのだが、もうすでに4回目...。我ながら物好きである。下徳富から比較的大きな集落「花月」まで徒歩15分、ここから砂川へのバスが出ていることを事前に調べていたので、うまく乗り継ぐことができた。この日は全日空とJRが提携して発売している「北遊きっぷ」(JRの道南、道央の特急・普通が1日乗り放題)を3000円で購入していたので、それをフルに使うべく砂川−深川のわずかな区間も特急を利用。深川で今回の旅の同行者、バイト時代の友人H君ど無事合流。そこから富良野在住の友人Y君との待ち合わせ場所、増毛へ向かう。 |
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なぜに増毛? なんでこんな奇特な場所(失礼...)で待ち合わせをしたかというと、H君が海の幸をぜひ食べたいということからであった。海の幸というと小樽が思い浮かぶが、それだとY君が迎えに来るには遠すぎる...。ということで富良野から一番近い海とのことで増毛・留萌が思い浮かんだのである。増毛の1つ手前、箸別という駅で下車。Y君と無事合流した。増毛で寿司屋を探すが、あいにくよさそうな店が見つからない。留萌のほうが店が多いだろうということでそちらに向かい、無事「蛇の目寿司」を探し当て早速注文!時間は2時を回っていたのでかなりの空腹!せっかくなので欲張って特上寿司、穴子丼、三平汁(鱈のブツ切りが入っている)と注文。これがなかなかうまかった!特上寿司にはウニ、イクラ、カニ、ホタテなど北の海の幸がふんだんに使われておりネタがどれも新鮮!穴子丼も穴子、飯とも量が多く、平らげた後しばらく動けなかった...。 |
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旧炭坑町、歌志内へ その後来た道を戻り、温泉を探すことに。ちょうど旧炭坑町、日本で一番人口の少ない市として有名な歌志内にある「チロルの湯」を訪ねることにした。道の駅併設であるのだが、サウナはもちろん露天風呂もある立派な温泉であった。ここでのんびりし旅の疲れを癒すことにする。まだ新しい温泉のようだが、昔この温泉の横を歌志内線が横切っていたと聞いてびっくり。夜だったのでさすがにその痕跡を見ることができなかったのが残念である。 |
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富良野の街で宴会! 温泉で暖まった後は富良野のY君宅へもどる。夜になるとさらに気温が下がり、どうやら現在の気温は−15度とのこと。でも聞いたほど寒く感じなかったが...。久々の再会とのことで(僕は両友ともそんなに久々ではなかったが)早速前回来た飲み屋「くまげら」に行って、すっかり気に入った「山賊鍋」(鹿、鶏、鴨肉入り味噌仕立て)をつつきながら酒盛りをし、いろいろな話で盛り上がった。気が付いたらかなり夜も更けていたが、明日も計画を決めているわけでなかったので、まあのんびりでもよいだろう。 |
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冬のファーム富田 翌朝は9時過ぎに車で出発。まずはY君の勤務先「ファーム富田」へ行きまたもやラベンダーソフトを食べる。さすがにこの時期ラベンダーは咲いてないかと思いきや、ハウス栽培をやっているようで、思いがけずラベンダーに再会することができた。ハウス以外のラベンダー畑は雪に覆われ、どこが畑かも全く解らないほどであった。それでもラベンダーを求めてこの時期ここを訪れる観光客の姿も見られるということであるから不思議だ。ここから眺めた富良野岳が非常に美しかったことも付け加えておこう。。 |
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ハプニング発生! ファーム富田を後にし、いよいよ前回来られなかった「吹上温泉」へ向かうことにする。上富良野から山道をひたすらはしり、もうすぐ到着というところで突然ギアが入らなくなったという。たしかにギアは動くがシフトしない。いくら試してもダメ。これはまずいとJAFを呼ぼうとしたがこの山道、もちろん携帯も圏外で焦った。ちょうどパトロールカーが通ったので、とりあえず携帯がつながるところまでY君を乗っけてJAFを呼ぶことにする。結局シフトしないということは車輪も動かないとのことでレッカーにも一苦労。これだけで1日がつぶれてしまった。でもとりあえず無事戻れたことだけでも感謝かも。吹雪いてたらアウトだったろうなぁ...。 |
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気を取り直して とりあえず代車を手配できるとのことなので、まずは上富良野のラーメン屋で遅い昼食。それから同市街にある「フラヌイ温泉」に浸かることにする。ここは内部こそ町中の銭湯とかわらないが、泉源を薄めない温泉があることで有名である。追い炊きしていない分温いのだが、温泉の薬効がありそうな濃い温泉水であることには間違いない。この熱いとも冷たいとも言えない微妙な温泉に浸かり、1日の疲れを癒したのである。その後時間があったので、北の国からロケ地として有名な「北時計」で名物チーズケーキを食べることにする。 |
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炉ばたにて 夜は、これまた「北の国から」のロケ地である富良野市内の居酒屋「炉ばた」へ向かう。ここの造りはまるで番屋?を思わせるような懐かしい造り。メニューも豊富でのんびりするにはもってこいだ。また、お店のおばちゃんもとても気さくな方で、いろいろな話で盛り上がった。普段はこの飲み屋も混雑するとのことだが、幸いこの日は他にあまり客もいなく、おばちゃんを交えてこれからの人生?などについてじっくり語り合ったのである。この店には店名の通り「炉ばた」があり、そこでは土瓶酒が暖めてあった。これにはまってしまい、悪酔いしたのは言うまでもない。でもうまかった!! |
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「鉄道員」ロケ地へ 翌朝、9時頃出発。まずは夏にも来た映画「鉄道員」ロケ地、幾寅に立ち寄る。前回は見なかった「鉄道員」資料館にも立ち寄る。ここには映画で使われた小道具やセット、出演者のサインなどが所狭しと並べられていた。実はまだこの映画、見ていなかったことに気づき、家に帰ったら早速ビデオを借りようと心に決めた。(が、今のところまだ借りていない...) |
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しみず温泉 さらに東へ向かって進むことにする。本当は十勝川温泉に寄ろうと考えていたが、さすがに遠くあまり時間に余裕がない。帯広までの間に立ち寄り湯がないかと見つけたのがここ。清水町の「しみず温泉フロイデ」である。日本語を当てると「風呂出」だそうな...。ここは街から遠いにもかかわらずかなりの客でにぎわうとのこと。設備も整っており、豪華な雰囲気さえ伺うことができる。露天風呂からは十勝岳?の姿を望むことができ、眺めながらのんびり湯に浸かることができた。 |
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帯広名物、豚丼 ほどなく帯広に到着。ここに来たらまず絶対食べたいのが名物「豚丼」駅前にある「豚丼のぱんちょう」は元祖と言われるだけあってかなり有名、雑誌にもよく取り上げられている。今回はここで食べることにする。メニューも豚丼(松・竹・梅)とみそ汁のみというシンプルさ。私は竹を注文。ちなみに一番肉が多いのが「梅」なので間違わぬよう。飯の量はどれも同じだ。ジューシーな肉、濃厚なタレがマッチして、うまい!あっという間に平らげてしまった。 |
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もう1つの名物 もう1つの名物といえば「マルセイバターサンド」「イチゴチョコ」で有名な六花亭。その本店がここ帯広にある。さっそく立ち寄り店内を眺めることに。お菓子の甘いにおいが漂い食べたくなるがさきほど豚丼を食べ過ぎたため腹に入る余地がなく断念。新製品という「ブラックいちごチョコレート」(クリーム味)をみやげに購入した。イチゴチョコとは乾燥いちごをホワイトチョコでコーティングした近年人気の菓子。これを普通のクリーミーなブラックチョコでコーティングしたものが新製品のようである。後に家に帰って食べてみるとこりゃうまい!白いほうよりうまいかもしれない...。さて時間がないので慌てて西へ向かう。切符は占冠から新千歳買っていたが、この時間では占冠には間に合わない。途中の十勝清水でなんとか特急に乗車、千歳へ向かい夜の飛行機で帰路についたのであった。 |