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東大島−(地下鉄)−小川町・淡路町−(地下鉄)−東京−(東海道線)−熱海−(東海道線)−浜松−(東海道線)−弁天島−(徒歩)−弁天島二葉亭−(徒歩)−弁天島−(東海道線)−鷲津−(東海道線特別快速)−尾張一宮・新一宮−(名鉄線特急)−新岐阜−(名鉄線)−新那加・那加−(高山線)−美濃太田 |
12.29 | 美濃太田−(高山線)−飛騨一ノ宮−(高山線)−渚−(高山線)−久々野−(高山線)−高山−(高山線)−猪谷−(神岡鉄道)−奥飛騨温泉口−(神岡鉄道)−神岡大橋−(徒歩)−道の駅神岡−(バス)−焼岳温泉−(バス)−高山−(タクシー)−お宿八兵衛 |
12.30 | お宿八兵衛−(バス)−高山−(高山線)−猪谷−(高山線)−富山−(北陸線)−高岡−(氷見線)−雨晴−(氷見線)−高岡−(特急北越5号)−魚津−(特急はくたか15号)−糸魚川−(大糸線)−北小谷−(徒歩)−深山の湯−(徒歩)−北小谷−(大糸線)−糸魚川−(タクシー)−梶屋敷−(北陸線)−直江津−(信越線)−長岡−(信越線)−新津 |
12.31 | 新津−(快速ムーンライトえちご号)−新宿−(地下鉄)−東大島 |
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青春18きっぷで...。 今回の旅行はもともと予定していなかったのだが、友人が「高山に行く」と聞き、たまたま休みがあったのでそれに便乗して付いていくこととなった。といっても皆同じ行程というわけでなく、「自由合流離散型」の旅であった。皆より仕事が早く終わった私は、一足お先に昼の東海道線で西下、熱海と浜松で乗り継ぎ、途中浜名湖に近い「弁天島」駅で途中下車してみた。実は駅前に「弁天島温泉」があるが、こちらは時間の関係でパス。 |
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名物、鰻丼を食べに。 浜名湖といえばやっぱり「鰻丼」以前、浜名湖畔の金指で鰻丼を食べたことがあったが、その味が忘れられず、再び浜名湖を訪れたという訳。前もって「ぐるなび」で調べた結果、弁天島駅より徒歩15分のところに鰻屋があることに気づく。(弁天島二葉亭)とりあえず2300円の鰻丼を注文。まず驚いたのが鰻とご飯が別々の重箱に入っていたこと...。後のせ式が当たり前なのか?それと新鮮な刺身付き。これがまた歯ごたえがよくてとっても美味であった。多少食べ過ぎ、駅への帰り道の辛かったこと...。 |
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岐阜の夜が更ける...。 時間があったので2つ先、鷲津で途中下車、そこから特別快速に乗り込み友人と無事合流した。そのまま名古屋を超え、尾張一宮乗り換え新岐阜で下車する。以前岐阜に行ったとき、駅前の飲み屋が皆無で途方に暮れたことがあり、満を持して飲み屋が多い新岐阜に向かったのである。期待通りチェーン居酒屋が多かったが、飲ん兵衛3人組は目も向けず、駅から少々離れた手羽先居酒屋へ入店。名物手羽先、みそかつを片手に日本酒をグイッと一杯。ほろよい気分で本日の宿泊先、美濃太田へと向かった。 |
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高山線を北上 翌朝、一番列車で高山へ向かう。途中渚、久々野、飛騨一ノ宮と趣深い駅で途中下車をしたが、あいにく雪で行く手を阻まれほとんど動けず...。今晩は高山泊なので、重い荷物を駅のロッカーに預け、再び北上。駅売店で名物「ほうば寿司」を買い込み、早速車内でほおばることとした。味は、特にサーモンの切り身がすごくおいしかったのだが、それにしても食べにくい...。まあそれがこの駅弁の醍醐味なのだが。1250円という値段もちと高めかな?ともあれ、ボックスシートのキハ40だったので、のんびりと駅弁を食することができた。 |
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猪谷から神岡鉄道へ 終点の猪谷で下車。ここは特急停車駅、、JR東海・西日本境界駅、神岡鉄道分岐駅にもかかわらず無人駅なのである。たしかに周囲はこぢんまりとした集落のみで利用客はあまりなさそうだが...。上りホーム切り欠きのホームから神岡鉄道が発着。早速これに乗り込み終点の奥飛騨温泉口へ向かう。車内は普通の車両と違う、ボックスあり長椅子ありの奇妙な座席配置だが、あまり乗客がおらず皆めいめいの席を陣取っている。驚いたのは車内にある囲炉裏!でもこれはレプリカのようだが、いい雰囲気である。 |
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カミオカンデのふるさと、神岡 終点の奥飛騨温泉口から奥飛騨温泉郷へのバスがでているが、まだ時間が1時間以上余裕がある。というわけで1つ戻って神岡大橋駅で下車。徒歩15分ほどの「道の駅・宙ドーム神岡」へ立ち寄ることとする。何の変哲もない道の駅だが、ここにはノーベル賞を受賞した小柴教授が研究する「スーパーカミオカンデ」の模型が展示してあるという。スーパーカミオカンデは名前からもわかるとおり、ここ神岡で研究されているのだ!説明を読むと、「素粒子ニュートリノを分析する装置がカミオカンデ」なのだそうだ。文系の私にはさっぱりわからないが、偉大な功績であることには間違いないであろう。 |
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奥飛騨温泉郷へ 道の駅から少々歩き、神岡城の付近から奥飛騨温泉郷に向かうミニバスに乗る。結構な乗車率だ。奥飛騨温泉郷といえば、平湯、新平湯、福地、栃尾などさまざまな温泉があり目映りするが、今回は近年オープンした焼岳温泉「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」に向かうことにする。ここの売りはなんといっても広い露天風呂、そのなかには「クロレラ風呂」「洞窟風呂」など珍しいものが多く、おまけにチェックイン前で宿泊客がいなかったせいか、のんびりくつろぐことができた。ちなみにこの両露天風呂は混浴である。また、ホテルの前に泊まるキハ27(元ミッドナイド)が目を引く。今はカラオケボックスとして利用されているが、前後にはレールが敷かれ、実際動くこともできるとか! |
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宿にて郷土料理を 温泉でのんびりした後、バスで1時間、高山へ戻る。ここで再び友人と合流。友人は下呂温泉を満喫した後、名物「トマト丼」を食したそうだ。今晩の宴用地酒&地ビールをしこたま買い込み、早速タクシーで宿へ!少々休憩ののち、早速夕食である。食卓の前には飛騨牛、すきやき(キムチ鍋?)など盛りだくさんの内容。これでこの時期、1泊7000円(税別)なのだから文句はあるまい。予約してくれた友人に感謝!しかし、今年の旅行でまともな宿に宿泊したのは結局これ1回だけだったりして。 |
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寒い朝 食事の後、部屋に戻り結局2時過ぎまで飲んだくれる。はじめは高山の地ビールを飲んだが、これが味が濃厚でなかなかの味。地酒も口当たりがよくどんどん進む。結局飲み過ぎてしまったが、翌朝はダメージなし。だいぶ酒に強くなったのだろうか。朝飯は待ってましたの朴葉みそ。これがまたうまく、ご飯が何杯でも食えそうである。しばし休息の後、ハイデッカー路線バスで高山駅へ向かう。宿近くにあった飛騨の里は今回は残念ながらパス...。この日も寒い朝で、路面はかなり凍結していたようだ。 |
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富山駅にて 昨日と同じ列車で高山から猪谷乗り換えで富山へ向かう。実はこの先行程が決まっていないがどうしようか。友人達も未定らしい。富山駅に着き、さてこれからどうしようかと改札に向かったところ、多くの人だかりとマスコミ陣が!だれか芸能人でも来るのか?と思いきやどうやらノーベル賞受賞で一躍お茶の間の人気者となった田中耕一さんが帰省するとのこと。こんなチャンスはめったにないと思い、乗る予定だった富山港線をキャンセル、改札内で待つことにした。改札外は人だかりだったは構内はあまり人がいなかったためベストポジションをキープ。間近で接することができた。そのため当日夜のニュース番組に映ってしまったようだ。あーはずかし...。 |
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北陸のローカル線へ ひと騒動の後、友人達と富山駅で別れ、早速高岡に向かうことにする。近年第3セクターでの経営に引き継がれた万葉線に乗ることも考えたが時間の関係で断念。約10年ぶりに氷見線に乗車することに。以前から駅名が気になっていた「雨晴」駅で途中下車。有名な海岸を見に行ったが、あまりの汚さに思わず閉口...。海沿いの遊歩道も整備されいい感じなのだが。結局10分ほど海を眺めた後、また戻ることにした。それにしても潮風の寒かったこと。 |
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名物駅弁「ますのすし」 今日は青春18きっぷ利用なので普通列車しか乗れないのだが、時間の関係でここは別に料金を払い特急に乗車することに。せっかくなので高岡駅で名物駅弁「ますのすし弁当」を購入、乗り込んだ北越5号の車内で30分弱で平らげた。久しぶりに食べたがやっぱりうまい!大きいますのすしにくらべ、こちらは1人分としては丁度いい量で、値段も650円と妥当である。もう少しゆっくり食べたかったが、まあ仕方がない。 |
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名物駅弁「ぶりのすし」 北越5号を魚津で下車。ここから富山地方鉄道で宇奈月温泉へ行くことも考えたが、1度行ったことがあるのでここは経路変更。魚津といえば「蜃気楼」で有名だがこれも年末は閉館、とのことでさらに先を急ぐことにする。ローカル列車はないので、再び別料金を払い、「はくたか15号」に乗車。新しい車両を使っているだけあって、車内はなかなか居住性がよく、くつろぐことができた。さて、「ますのすし」と並んで有名なのが「ぶりのすし」せっかくここまで来たからには両方食べなくてはと思い、魚津駅で迷わず購入。大きい弁当しかなかったので全部食べられるか不安だったが、あっさり平らげてしまった。しかしこちらはかなり食いにくかったっす...。味は最高だけど。 |
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ローカル線で秘湯へ はくたかに乗り、親不知海岸の風景を眺めた後、糸魚川で下車。ここから大糸線に乗り北小谷へ向かうことに。この路線は古参キハ52が運行する数少ない路線の1つで、いつか再訪したいと考えていたのだ。また、沿線に大きな街はないものの、温泉は比較的散らばっているというのを先ほど富山駅で購入した温泉の本を見て知り、駅から比較的近い北小谷の「深山の湯」に寄ろうと決めたのである。最近マニアックな場所にある温泉を探すことに一生懸命な私でした...。 |
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深山の湯は大混雑 周囲にほとんど民家がない小駅「北小谷」で下車。誰もいない雪道を10分ほど歩くと築堤上に明るい建物が。これが道の駅小谷に併設されている温泉「深山の湯」らしい。どうやら駅から来る人は皆無らしく、駅からの道には案内すらない。まあ道の駅だから当たり前なのだが。さぞ空いているかと思いきや、スキー帰りの若者で中は大混雑!服を脱ぐにも一苦労といった感じだった。丁度若者の団体が出るところで、浴室内の混雑はそうでもなかったが。それでもこの小規模で内湯、露天風呂併設で、設備的にはなかなかよかったと思う。 |
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ムーンライトえちごで帰路へ 温泉でのんびりした後、再び糸魚川に戻る。このころには冷たい雨が降ってきていた。年末の夜ともあり、めぼしい立ち寄り箇所もなさそうなので、そのままさらに北上。直江津、長岡と乗り換え、新津まで直行した。ここから今晩の宿となる「ムーンライトえちご」号に乗り込むことにしよう。この車両(165系)も来春にはどうやら置き換えられるようで、おそらくこれが乗り納めとなる予感である。思えばこの列車もかなりの回数利用したなぁなんてしみじみ思い、気づいたら眠りについていた。翌朝は到着後そのまま出勤というかなりハードなスケジュールが待っていて、休む間もなかった。 |