北海道初夏ドライブ
(2004.6.29〜7.1)

 
6.29
東大島−(地下鉄)−馬喰横山・東日本橋−(都営・京急線快特)−京急蒲田−(京急線特急)−羽田空港−(ANA4733)−旭川空港=旭川北IC=(道央自動車道)=和寒IC=塩狩=塩狩温泉=比布=西瑞穂=西神楽=フェニックスファームハートヒルパーク富良野
6.30 富良野三愛の丘新栄の丘ケンとメリーの木=美瑛=美馬牛−(快速富良野美瑛ノロッコ1号)−ラベンダー畑−(徒歩)−ファーム富田−(徒歩)−ラベンダー畑−(快速富良野美瑛ノロッコ4号)−美馬牛ゴーシュパフィーの木マイルドセブンの丘セブンスターの木パッチワークの丘=三笠IC=(道央自動車道)=札幌IC=純連定山渓
7.1 定山渓=さっぽろ湖=小樽(小樽運河・北一硝子)銭函=銭函IC=(札樽・道央自動車道)=千歳IC=ノーザンホースパーク新千歳空港−(ANA82)−羽田空港−(京急線急行)−品川
  

エアドゥ機で旭川へ エアドゥにて旭川へ
今回は全日空のフリープランを使用した北海道旅行となった。飛行機、宿、レンタカーなどを自由にチョイスして組み合わせるパターンである。時期によっては結構お買い得になるのでおすすめである。マイレージの換算は50%だが...。今回は連れと初めての遠出旅行となった。現在旭川空港は全日空でなくエアドゥの運行、コードシェア便である。期待には「あさひかわ」の文字が。。。
 
味がある塩狩温泉 一路、未訪問の塩狩へ...
1時間半のフライトの後、旭川空港到着。あっという間であった。まずは車を飛ばし、道内では唯一の未訪問であった塩狩駅へ。そしてそのすぐそばにある塩狩温泉を訪問し、ひと風呂あびることにする。規模こそ小さく、また設備も古いがその古さがまたいい雰囲気を漂わせていた。温泉もなかなか濃くのんびりした時間を過ごすことができた。その後、同じ道を戻りいつも通り富良野の町へ。
 
ハートヒルパークからの夜景? ハートヒルパークでまったり
富良野到着にはすでに夕方、それでもまだかなり日は高い。「北の国から」のロケ地などを散策した後、八幡丘に通じる道の途中に新設されたハートヒルパークでのんびりすることにする。ここからの景色は格別で、富良野の町を一望できる。また夜景が大変きれいなことで有名であるが、7時になっても全然暗くならない...。夏の北海道の日は長い!
 
ニングルテラスでお買い物 宿泊は念願の新富良野プリンスホテル
ハートヒルパークを発ち、今晩宿泊予定の新富良野プリンスホテルに到着する頃にはすでに日が落ちていた。気が付けばもう8時だ。時間が経つのは本当に早い。富良野の友人Y君と今回も合流予定だったが、まだ時間に余裕があるため敷地内の土産物店が並んだ「ニングルテラス」で買い物をすることにする。以前来たとき、倉本聰や田中邦衛に出会ったところだ。シーズンともあってかなり混雑していたが、いろいろな土産物を見るだけでも楽しかったかもしれない。
 
今回も山賊鍋を食す いつもの「くまげら」にて
9時半にY君と合流。いつも飲んでいる富良野駅前の「くまげら」に向かう。もちろん目的は連れに「山賊鍋」を食べてもらいためである。もちろん自分も食べたいのであるが。。。やっぱりいつ食べてもうまい!自然と酒が進んでしまうのであった。富良野駅でY君と別れ、タクシーでホテルへ。あっという間の1日であった。
 
美瑛の写真によく出てくる風景 美瑛散策
翌朝はレンタカーで美瑛、富良野を観光することに。肝心な自然探索の日に限って天気がいまいち。。。雨男だけあって、天気にはいつも恵まれないのだが今回もやっぱり。。。それでも昨日Y君からもらったガイドマップを頼りにいろいろまわってみることにする。写真家の写真を見て感銘し、前回も立ち寄った「赤屋根の家がある風景」で今回も写真をパチリ。空さえ青ければ最高の風景なんだけど。。。
  
牧草ロールが点在する美瑛らしい風景 丘めぐり
その後は新栄の丘、三愛の丘など、美瑛の風景が一望できるポイントに立ち寄る。草むらに寝そべってのんびりしたいところだったが、天気はあいにく霧雨。。。のんびりすることもできず早足で観光地をまわることとなった。途中牧草ロールが点在する、いかにも美瑛らしい風景にも遭遇。
 
ケンとメリーの木 おきまりの場所にも
以前に立ち寄ったケンとメリーの木にも寄る。ここもやはり観光客が多かった。土産物を買おうとおもったが店が大混雑でそそくさと後にする。CMに出てきたスカイラインを見るにも入場料が必要のようなので、今回はパスすることに。
 
ノロッコ号乗車! 美馬牛駅からノロッコ号に
この後はファーム富田へ行くことになっていたが、シーズン中は渋滞がひどく、駐車場も混むため、美馬牛駅に車を止め、ここからノロッコ号でラベンダー畑に移動することに。我ながらいい考えと思ったが、まさか同じことを考えていた外国人ツアーがあったとは。このツアー客と一緒にノロッコ号乗車。車内はいい雰囲気だったが、ツアー客が騒がしくてちょっと辟易。。。雨もさらにひどくなる始末。
 
うっすらと紫がかったラベンダー畑 心配していたラベンダーが!
ノロッコ号は20分ほどでファーム富田への最寄り駅、ラベンダー畑に到着。ここから徒歩7分ほどでファーム富田だが、土砂降りのためたどり着くまでちょっと苦労した。到着後、ここの従業員である友人Y君がいろいろ案内してくれ、園内のラベンダー園などをのんびりと散策する。以前同じ時期に来たときはあまりラベンダーが開花しておらず心配だったのだが、今年はいい感じで開花しており、なかなか鮮やかだった。結局ここには美馬牛へ戻るノロッコ号まで、2時間少々滞在した。
 
美馬牛のレストランで昼食 美馬牛のレストランにて
ノロッコ号では行きのツアー客とまた同乗...。ゆえに美馬牛駅で一緒に降りたのだが、彼らは観光バスに乗ってすぐにどこかに行ってしまった。私たちは美馬牛にあるY君おすすめのレストランにて遅い昼食を取ることに。ペンション風の建物の中は落ち着いたレストランで、料理もなかなかのもの。落ち着いたひとときを過ごすことができた。
 
マイルドセブンの丘 引き続き観光
食事後はマイルドセブンの丘、セブンスターの木をまわる。しかし天気は一向に良くならない。いろいろ散策したし、今晩は少し離れた定山渓泊ということで、早めに美瑛を後にする。この後近道を思って抜けた美瑛−芦別の道路がダートの獣道で運転に難儀。しかし生で鹿などの野生動物を見ることができたのは収穫だった。
 
夜食は札幌市街の「純連」で やっぱり札幌ラーメン
今回の旅はレンタカーだったので札幌には元々行くつもりはなかったのだが、定山渓に行くには必ず札幌市街の端を通らねばいけなかった。せっかく通るなら、ということで札幌市街、澄川にある有名店「純連」に立ち寄ることにする。ラストオーダー15分前に入店、ギリギリであった。私はみそ、連れはしょうゆを注文。みそは問題なくおいしかったが、意外だったのがしょうゆのうまいこと。かなり濃い味で私向けの味付けである。おまけにラードがかなり入っており脂っぽい。でもうまい!
 
定山渓温泉の名物「かっぱ」 初の定山渓温泉
今日の宿泊は定山渓のホテルミリオーネ。31回目の北海道だが意外にも定山渓温泉は初訪問である。今まで敷居が高くなかなか訪れる機会がなかったのだ。ここのホテルは規模がかなり大きく、備え付けの温泉もかなり広い。露天風呂も完備しており大満足。食事も申し分なく、のんびりと過ごすことができた。たまにはこういうのんびりした旅行もいいものだ。
 
小樽運河は観光客で一杯 小樽運河観光
翌朝は定山渓から札幌ダムを通り、小樽へ抜けることにする。小樽は駐車場が少ないので探すのに苦労するかな、と思いきやあっさり見つけることができ、そこに駐車して徒歩で市内を観光した。夏の小樽運河もまた情緒あふれていいものだ。
 
北一硝子内のレストラン 北一硝子にて
小樽の有名硝子店「北一硝子」でしばらく土産物をみたり、食事したりのんびりする。ここの蔵に作られたレストランはイルミネーションが非常に美しく、一見の価値ありだ。家で使うようのグラスなどを購入。ちょっと衝動買いしすぎたかも。。。小樽を後にし、途中映画「駅」で有名になった銭函駅訪問。それから高速を使い千歳を目指す。
 
GT馬、ダイナガリバー 馬三昧
千歳からは、連れの希望であった乗馬をするため「ノーザンホースパーク」へ向かう。以前活躍した競走馬が多数おり、それを見るためもあったのだが。。。まず厩舎へ向かうと、いました。ダイナガリバー、マックロウ、クラフトマンシップなど以前中央競馬で活躍した名馬たちが余生を送っているのだった。さらにその脇にちょうど乗馬コーナーがあったので、1人ずつ馬の背にのり周囲を1周。結構馬に乗ると高さを感じるものだ。視点がぜんぜん違う。サラブレッドでなくクオーターホースという馬なのでかなりおとなしい。
 
馬たちが悠々と過ごす牧場 優雅に走り回る馬たち
ノーザンホースパークの周囲も牧場となっており、馬が多数放牧されている。広い牧場でのんびりする馬たちを見てなんだかうらやましく感じてしまった。それから余裕を持って新千歳空港へ向かう。
 
締めもラーメンで! ラーメン道場はどうもねぇ。。。
新千歳空港ではかなり時間があったので、前回同様ラーメン道場へ。前回とは違う店を選んだが、どうもすすきのや旭川にある有名店とくらべかなり味が落ちるような気がする。まずいというわけではないのだがいたって普通だ。観光客向けの空港内店舗だから仕方ないのかなぁ。夜遅い便で千歳から羽田に向かい、旅行終了。いつものせわしい北海道旅行とは違い、たまにこういうのんびりとした旅行もいいなぁなんて思った。


旅行記録 目次へ