同期有志九州旅行
(2004.7.13〜7.16)

 
7.13
東大島羽田空港−(ANA625)−鹿児島空港−(タクシー)−隼人−(特急はやとの風3号)−鹿児島中央−(特急つばめ56号)−新八代−(L特急リレーつばめ56号)−熊本
7.14 熊本=平成=南熊本=東海学園前=竜田口=三里木=原水=肥後大津=瀬田=赤水=市ノ川=内牧=阿蘇=いこいの村=宮地=大観峰=波野=滝水=豊後荻=玉来=豊後竹田=岡城跡=朝地=原尻の滝=緒方=豊後清川=三重町=菅尾=犬飼=竹中=中判田=大分大学前=敷戸=滝尾=南大分=賀来=東別府−(日豊線)−大分−(日豊線)−東別府−(徒歩)−浜脇温泉別府−(日豊線)−亀川−(日豊線)−別府=別府大学=豊後豊岡=暘谷=日出=日出IC=(日出バイパス・大分自動車道)=別府湾SA
7.15 別府湾SA=(大分自動車道)=別府IC=古国府=豊後国分=向之原=鬼瀬=小野屋=天神山=庄内=湯平=南由布=由布院=野矢=豊後中村=九酔峡牧ノ戸峠黒川温泉=肥後小国=北里=町田=引治=恵良=豊後森=北山田=杉河内=天ヶ瀬=豊後中川=豊後三芳=日田=光岡=夜明=今山=大鶴=宝珠山=大行司=筑前岩屋=彦山=豊前桝田=添田=西添田=豊前川崎=池尻=田川後藤寺=船尾=筑前庄内=下鴨生=上三緒=飯塚=天道=桂川=上穂波=筑前内野=筑前山家=原田=鳥栖IC=(九州自動車道)=久留米IC=久留米大学前=御井=南久留米=柳川=筑後岩津=佐賀−(長崎線)−中原−(長崎線)−佐賀
7.16 佐賀=鍋島=バルーンさが=久保田=牛津=小城=東多久=中多久=多久=厳木=岩屋=相知=肥前久保=本牟田部=山本=西相知=佐里=佐里温泉=駒鳴=大川野=肥前長野=桃川=金石原=上伊万里=伊万里=いろは島展望台=西唐津=唐津=唐津城=和多田=鬼塚=東唐津=虹ノ松原=浜崎=鹿家=福吉=大入=筑前深江=一貴山=加布里=筑前前原=波多江=今宿=石丸IC=(福岡高速)=空港通IC=福岡空港−(地下鉄)−天神−(西鉄線急行)−花畑−(西鉄線)−西鉄久留米−(バス)−久留米−(鹿児島線)−肥前旭−(鹿児島線)−鳥栖−(鹿児島線快速)−千早−(鹿児島線)−箱崎−(徒歩)−箱崎宮−(徒歩)−箱崎宮前−(地下鉄)−中洲川端−(地下鉄)−福岡空港−(ANA272)−羽田空港品川
  

ブラックボディが目を引く「はやとの風」 鹿児島空港から市内へ
前回の北海道旅行につづき、全日空のフリープランを使用したツアーである。今回はプレ同期旅行ということで、志を共にした職場同期4人とともに九州を訪れる。羽田から全日空機で鹿児島空港へ。やはりこの時期の鹿児島は暑かった!フリー切符をもっていて、これを有効に使うため隼人までタクシーを利用。隼人から鹿児島中央から在来線を使うことに。以外に近かった隼人駅につくと、駅がいつのまにかリニューアル!おまけにちょうど新設列車「はやとの風」がくるではないか!これに乗車し、しばし車窓を楽しんだ。車内は鹿児島駅まで満席だったことも付け加えておく。
 
鼻がやたら長い「つばめ」 九州新幹線初乗り
鹿児島中央駅周辺も改築の真っ只中。早速真新しい新幹線ホームに向かう。思ったより鼻が長くカメラに収まりきれなかった...。車内は和でまとめられたおちついたもの。思ったより乗客はいないようだ。20%ほどの乗車率で鹿児島中央駅を出発。車窓はトンネルが多くあまり楽しめないかも。あっという間に新八代駅到着。せわしい乗り換えで従来車両を使用した「リレーつばめ」へ。1時間ほどで熊本到着となった。とりあえずホテルへ向かってしばしのんびり。
 
馬刺しをつまみながら焼酎を。 熊本の繁華街にて
しばしホテルでのんびりした後、熊本の繁華街へ出発。うろうろした後、地元の名産を扱った居酒屋を発見、入店する。ここでからしレンコンや馬刺しなどをつまみながら名産の焼酎をかなり飲む。至福のひとときである。
 
熊本のお勧めラーメン おすすめのラーメン屋にて
すっかりいい気分になった後、やはりしめはラーメンである。以前このあたりに住んでいたという同期Tさんの案内で、熊本の藤崎宮方面にあるお勧めラーメン屋にいく。かなりひなびた雰囲気の店だったが、ラーメンはかなりうまい!そして安い!気がついたら時間はすでに1時近くになっていた。さすがにタクシーでホテルへ戻ることにする。
 
日産マーチをレンタカー レンタカーで単独行動
翌朝から個々に別行動となる。私は1人でレンタカーを借り、豊肥本線沿いに阿蘇方面へ向かうことにする。レンタカーは日産のマーチ。何回も借り運転しているので心配はないだろう。レンタカー屋で他の同期と別れ、豊肥本線の各駅を訪問。一路阿蘇へ向かう。
 
すばらしい眺めの大観峰 すばらしい眺めの大観峰
SL「あそBOY」の終点である宮地からしばし豊肥本線を離れ、阿蘇の大観峰を目指す。意外と早く到着。付近は観光客がかなり多かった。ここからの眺めは最高!天気もよく空気もすんでおり、しばしのんびりと絶景を眺め、時間が過ぎるのを忘れていた。。。
 
駐車場から見る原城跡 原城跡は眺めるだけ
大観峰を後にし、再び豊肥線沿線に戻る。途中豊後竹田では、「荒城の月」で有名な原城跡に立ち寄る。どうやらかなり高いところにあるようで、あまり時間の余裕がなかったため駐車場から眺めるのみとなった。観光客はあまりいないようだ。
 
かなりの規模の吹割の滝 滝のある道の駅
豊肥線緒方駅からすこし進んだところに「道の駅・吹割の滝」があるではないか!滝のある道の駅なんて珍しいということで立ち寄ることに。なるほどドライバーのオアシスと呼べるほど、周囲は滝など環境が整った道の駅となっていた。ここ限定という「かぼすソフトクリーム」を購入し堪能した。
 
文化財指定された東別府駅 古い駅舎
無事豊肥線を全駅訪問。そろそろ日も暮れるころだ。せっかく別府まできたのだから温泉に入らねば!ということで別府駅前に車を止め温泉へ向かう。別府温泉はすでに言ったことがあるので、となりに東別府周辺にある浜脇温泉に向かう。最寄の東別府駅は明治時代に建てられた由緒ある駅舎をもち、近年文化財指定されたようだ。
 
近代的な浜脇温泉 近代的な温泉
駅から歩いて10分ほどで浜脇温泉に到着。由緒ある温泉らしいが建物はかなり新しい。スポーツ施設なども入っているようだ。ここで温泉につかりしばしのんびり。どうやら昔ながらの雰囲気をただよわせる銭湯?が付近にあるようだ。こちらも入ってみたかったが残念ながら叶わず。。。
 
大分駅の名物駅弁 遅い食事
東別府から再び別府へ戻る。今日は宿代を浮かすためいつもの「車中泊」。日出ICから高速に乗り、別府のきれいな夜景を見ることができる「別府湾SA」で一夜を明かすことに。寝る前に先ほど大分駅で買ってきた名物「卵とり地鶏弁当」を食べる。ボリュームがありなかなか美味であった。
 
飯田高原の壮大な風景 早朝、高原の中をドライブ
翌朝、早い時間にSAを出発、今度は久大本線沿いに車を走らせる。湯布院は早朝着で温泉はまだ営業していないようだ。そこから南に向かい、明け方の飯田高原を快走する。天気もよく、雲の上を走るような絶景をながめ、気分は最高!1日中運転していても飽きないのだろうなぁ。。。
 
牧ノ戸峠にて 雲の上の風景
牧ノ戸峠付近に車を止め、周囲を見渡す。まだ早朝ともあってほとんど観光客は見当たらない。絶景を独り占めである。天気がよくて本当によかったと思った。さて、この後はアクセスが大変でなかなか近づけなかった黒川温泉訪問である。
 
やまびこ旅館の露天風呂 露天風呂でのんびり
9時頃には黒川温泉に到着。ちょうどチェックアウトの時間だけあって周囲のホテルはちょっとした混雑である。落ち着くのをまって、「やまびこ旅館」の露天風呂に入ることに。時間が時間だけあってもちろん貸切状態!足をのばしてのんびりできたことは言うまでもない。後で聞いたら前日に同期2人もこの旅館に立ち寄ったという。
 
見事な棚田
その後日田や天ヶ瀬を経由し、日田彦山線沿線に北上する。途中筑前岩屋付近には見事な棚田があり、青々とした情景に思わずシャッターを押した。この後峠越えの狭路にかなり苦労。彦山、田川後藤寺、飯塚、原田とこまめにローカル駅を回り、佐賀方面へ足を急いだ。
 
柳川のうなぎは美味! 柳川のうなぎ
原田から高速を使い、久留米を経由、そこから柳川へ向かう。柳川といえばうなぎが有名である。柳川出身の先輩からうなぎのうまい店を聞いていたので、その店に向かう。なんとか営業時間内に到着できた。さっそくうなぎのせいろむしを頼む。かなりいい値段だったがたまには贅沢もいいだろう。うーん、暖かくてうまい!さすが有名店だけある。
 
現在も残る可動橋 現在も残る可動橋
柳川から旧佐賀線沿いに佐賀へ向かう。途中、佐賀線の可動橋に立ち寄り眺めることに。現在は人道橋となっているようだが決まった時間に可動するという。さすがにうまく時間があわずその様子をうかがうことはできなかったが、今でもこういうものが残っているのはうれしいことであろう。その後佐賀に向かい、この日は定番宿「東横イン」に宿泊。
 
ひなびた雰囲気の佐里温泉 朝からひなびた温泉へ
翌朝は佐賀から唐津線沿いに山本へ、そこから筑肥線沿いに伊万里へ向かう。その途中、ひなびた雰囲気の佐里温泉があるのに気が付く。筑肥線の佐里駅から徒歩3分ほどであろうか。朝早かったが営業しているということだったので早速入浴。こちらも貸切状態で、広々とした岩風呂やヒノキ風呂でのんびりすることができた。
 
今にも崩れそうな駒鳴駅 古めかしい駅舎
筑肥線は電化された姪浜側とは裏腹に、伊万里方面は完全なローカル線で気動車が1日数往復するのみである。駅舎も駒鳴、肥前長野の両駅は今にも崩れそうな古めかしい駅舎が残っている。雰囲気は満点なのだが倒壊しないかちょっと心配である。(写真の駒鳴駅舎はこの直後に解体されたということだ)
 
こちらも棚田が こちらにも棚田が。。。
伊万里から行きと道順を替えて唐津へ戻る。途中名もない展望台から見た棚田や入り江の景色がすばらしかった。このあたりは民家などもあまりなく、のどかな風景が広がっていた。
 
どっしり構えた唐津城 唐津城へ
再び唐津へ戻る。唐津といえば有名なのは唐津焼、そしてここ唐津城である。この城の面白いのは、地上から天守閣の入り口までエレベーターがあることだ。これなら石垣の脇を延々と昇る手間が省けてよい。天守閣の上まではさすがに昇らなかったが、ここからでもすばらしい景色を望むことができた。
 
唐津城から眺めた虹ノ松原 見事な風景、虹ノ松原
とかくすばらしい風景なのは、ここから望む虹ノ松原であろう。上から見るとかなり広大である。実際この中を車で走ったのだが、走っても走ってもずっと松が立ち並んでいた。
 
久留米ラーメンを食す 久留米ラーメンを食べる
唐津から筑肥線の各駅を訪問。早々と福岡空港でレンタカーを返す。渋滞に巻き込まれ車返却が遅れたらかなわないと考えたからである。幸い空港から市街地まで地下鉄で数分なので問題はなさそう。あまった時間で思い切って久留米に向かうことにした。天神から西鉄を利用し、西鉄久留米へ。しかし駅前にラーメン屋は見当たらない。仕方なくバスでJR久留米に向かう。観光案内所で教えられた駅前の久留米ラーメン屋へ。まずまずの味といったところか。
箱崎宮は残念ながら入れず 最後は箱崎宮へ
久留米から快速を乗り継ぎ、先日開業したばかりの千早駅を訪問。周囲は再開発途上といったところか。ほどなくお隣の高架線に西鉄も移転してくるようである。ここから徒歩で箱崎宮へ。すでに夕方遅い時間で中に入ることができず残念。。。地下鉄で福岡空港へ向かい、ちょっとした土産を買い込んで九州を後にした。


旅行記録 目次へ