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新宿−(中央線快速)−東京−(寝台特急サンライズ出雲号)− |
8.30 | −(寝台特急サンライズ出雲号)−安来−(タクシー)−足立美術館−(バス)−米子−(特急スーパーまつかぜ3号)−出雲市−(バス)−出雲大社−(徒歩)−出雲大社前−(一畑電車)−川跡−(一畑電車)−電鉄出雲市・出雲市−(特急スーパーおき4号)−玉造温泉−(タクシー)−玉造温泉 |
8.31 | 玉造温泉−(バス)−乃木−(山陰線)−来待−(山陰線)−宍道−(木次線)−木次−(奥出雲おろち号)−油木−(奥出雲おろち号)−三井野原−(木次線)−備後落合−(芸備線)−木次−(芸備線)−甲立−(快速みよしライナー号)−下深川−(芸備線)−広島−(バス)−平和大通り |
9.1 | 平和大通り−(バス)−広島−(特急こだま629号)−新岩国−(徒歩)−御庄−(錦川鉄道・岩徳線)−西岩国−(タクシー)−錦帯橋・吉香公園・岩国城−(バス)−岩国−(山陽線)−大竹−(山陽線)−宮島口−(船)−宮島・厳島神社−(船)−広電宮島口−(広島電鉄)−広島−(特急のぞみ42号)−新横浜−(横浜線)−町田−(小田急線)−鶴川 |
サンライズ出雲のシングルツインで。 今回の旅行は飲み会終了後、夜行列車で旅立つというハードなもの。移動がちょっと辛かったかも。新宿から東京に向かい、弁当などを買い込んでいざ乗車。本当はサンライズツインを取りたかったが、もともと部屋数が少ないので残念ながら。シングルツインは狭いだろうと覚悟はしていたが、思った以上に狭かった。それでも横になるスペースはあるし、リラックスして乗車。夜は室内灯を消して星空を眺めているといつの間にか眠っていた。 |
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遅れて安来到着 翌朝目覚めると普通通り快走しているのだが、いつの間にか10分近く遅れたようだ。目的地の安来にも約10分遅れで到着。東京を発って12時間弱...長かった。昔は夜行でも体力に何の問題もなかったのだが、さすがにこの年になるときついのか。6分乗り継ぎ予定だった足立美術館への直通バスはすでに出発した後だったので、駅前に止まっていたタクシーに迷わず乗車する。 |
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美しい庭の足立美術館 タクシーで20分ほど、今回のお目当て、足立美術館に到着する。こんなに田舎な土地にまさかこんな立派な庭があるとは!横山大観をはじめ美術品を多数展示しているが、この庭だけでも一見の価値はある。入場料はかなり割高だが、往復無料バスがあることを考えると十分なくらいだろう。茶室で抹茶と和菓子をいただきながらしばらくのんびり眺めていた。当日はあいにくの雨だったが、しっとりした庭を眺めるのもまたオツなものだ。 |
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出雲そばを食す 足立美術館を後にし、無料バスで米子へ。そこから今回購入した「山陰周遊きっぷ」の効力を利用し、スーパーまつかぜ号に乗車する。車内はがらがらでのんびりできた。この切符のゾーン最西端の出雲市で下車。これまた周遊きっぷの範囲内であるバスを利用し出雲大社へ向かった。おすすめの「荒木屋」でそばを食べようと思ったがあいにく臨時休業のこと。近くの「かねや」に入ることに。三段そばを注文。1つ1つ味がちがうそばを十分に堪能することができた。 |
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お礼参り 腹を満たした後は、結婚のお礼参りをすべく出雲大社の境内へ。結構な参拝客がいるようだ。ここでお参りやおみくじをひいてのんびりした後、日本一の注連縄を眺める。さすがに規模が違うなぁ。雨が本降りになってきたので足早に駅へ向かうことに。 |
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ここもゾーン内 出雲大社前から出ている一畑電車、ここも周遊きっぷで乗れてしまう。この切符なかなか使えるかもしれない。途中の川跡乗り換えで出雲市へ戻り、今晩の宿である玉造温泉へ向かう。 |
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今晩の宿、皆美へ。 玉造温泉の駅前からタクシーで今晩の宿へ向かう。駅からは微妙に離れているようだ。今回泊まる「皆美」は、この温泉街ではナンバーワンの呼び声高く、かつ料理もすばらしい、それでいてリーズナブルで名声高い旅館である。なるほど従業員の対応もすばらしい。温泉も開放的な露天風呂が好印象だった。 |
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驚きの夕食 さて、リーズナブルだけにかなり心配していた夕食。そんな心配は吹き飛んでしまった。まず席に用意されたさまざまな食材を使った料理の数々。ひんやり冷えた出雲ワイン。刺身や炊き込みご飯、シチューなど和洋折衷の料理がどれもうまい!1泊13,800円でこんなに楽しませてもらえるなんていい宿です。 |
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早朝出発 宿でのんびり過ごしたのもつかの間。翌朝これまた豪華な和朝食を味わった後、後ろ髪を引かれる思いで旅館を後にする。今日は朝からせわしい移動であった。まずはバスで乃木駅へ向かう。木造の落ち着いた駅を眺めた後、今度はログハウス風の来待駅へ。宍道駅からは木次線に乗り換え、いよいよトロッコ号の始発駅、木次へ向かう。 |
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奥出雲おろち号 木次からは今日のメインイベントである「奥出雲おろち号」に乗車する。どうやら地元の子供たちで満員になるようだ。雨はかなり強いようで道中が心配されたが、車掌に聞くと相当強い雨でない限り大丈夫だという。なるほど、確かに雨は吹き込むがなんとかなりそうだ。途中車内販売や駅売りを楽しみ、出雲坂根のスイッチバックや雄大なおろちループを眺めるなど、かなり満足な内容であった。 |
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そばの食べ比べ この列車は車内販売や駅売りがあることも楽しみの1つである。木次線といって有名なのが小説「砂の器」でも有名となった亀嵩駅の駅そばであろう。これがちょうど立ち売りしていたので1つ購入。1度食べたことがあったが、当時とかわらない味でなかなかうまい。そして八川駅前のそば屋の立ち売りも、八川駅にて行われており、こちらも購入。このそばはキノコやその他具だくさんでなかなか楽しめた気がする。悩んだがあえて後者に軍配をあげることとしたが、甲乙つけがたいうまいそばであった。 |
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油木駅で下車 終点の備後落合での広島行きの接続はすこぶる悪く、それなら今まで降りたことのない駅を巡ろうということで、終点の1つ手前油木で途中下車。予想通り駅前にはほとんど何もない状態。しかしながら雨もちょうどあがり、近くの小川のせせらぎに耳を傾けたり、周囲を散歩したり、40分の時間はあっという間だった。この後折り返しのおろち号で三井野原下車。後続の列車で備後落合、甲立、下深川と乗り継ぎ広島へ向かった。 |
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久しぶりのお好み焼き 広島に着き、定宿の「東横イン」にチェックイン。いつものお好み村に向かおうかと思ったが、ホテル近くに有名なお好み焼き屋があるというので予定を変更する。ホテルから5分の「八昌」というお店にはすでに列ができていた。お好み焼きにありつくまで1時間弱。すごいボリューム。品質のよい材料を使っているだけに味も格別。あっという間に平らげてしまった。この日は列車に乗りっぱなしがたたってか、これで終了。早い就寝となった。 |
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マイナーな乗り換え 翌日は早めに目が覚めたので、チェックアウトも早めにし、早速観光。荷物をロッカーに預け、新幹線で新岩国へ。ここからバスで錦帯橋に向かってもいいのだが、ここはマニアックな方法で、新岩国から徒歩5分のところにある錦川鉄道の御庄駅へ向かい、ここからローカル列車で西岩国へ向かう。錦帯橋を見る前に、これを模したという元岩国駅駅舎を眺めないことにははじまらない。しかしながらここから錦帯橋へのバスがなく、タクシーで向かうことにする。 |
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美しい錦帯橋 ほどなく錦帯橋に到着。ここで橋+ロープウェー+岩国城のセット券を購入する。わずかだがお買い得なようだ。まずは橋をじっくりながめる。前回は夜だったので、昼に眺める橋も格別と思った。一時期台風で壊れたという話を聞いたが、すでに修復は済んでいるようだ。 |
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100種類以上のソフトクリーム 錦帯橋をわたり、吉舎公園に入ってまず目に入ったのが、土産屋で販売している数多くのソフトクリーム。こんなに多くの種類がある店はさすがに始めてである。ソフトクリーム好きの私としては目を引くソフトが大量にあったのだが、ここでは「梅ソフト」を選択。味はなかなかでかなり酸味が多かった。連れは「伯方の塩ソフト」を。こちらはちょっとまったりした味だったか。 |
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岩国城からの眺め ソフトクリームをほおばりながらロープウェー乗り場へ。ここから頂上まで乗車し、さらに徒歩で岩国城へ。ここの天守閣からの眺めはなかなかのもの。錦帯橋から岩国市街、さきほど下車した新岩国駅まで眺望でき、なかなかの眺めである。なお、この城は近年再建されたものであるとのこと。 |
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宮島へ 錦帯橋観光を終え、レトロバスで岩国へ。ここから電車とフェリーを乗り継いで最後の観光地、宮島へ向かう。さすが観光客が多いが、それ以上に鹿の多さにも驚く。奈良よりも多いのではないか?しかしながら奈良のように鹿せんべいを売っているところはほとんどない。1軒見つけ購入すると鹿が寄ってくるわ...相当飢えているようである。土産屋を眺めながら厳島神社へ。のんびり回廊を眺めながら水辺の日陰で小休止。それにしても修学旅行以来だったが、こんなに広いとは。 |
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やはり名物 厳島神社参拝後、やはり宮島名物である穴子と牡蠣ははずせない。土産街にある「はやし」で穴子丼と牡蠣めしを食べることとする。お味は期待通り。牡蠣の身もぷりぷりしてなかなか。こちらもあっという間に平らげてしまい、この後歩くのが大変であった。 |
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車窓観光 宮島でゆっくりしているとあっという間に時間が経ってしまった。宮島口から今度は路面電車で広島へ向かう。車窓観光を兼ねるというわけだ。ちょうど止まっていたのは最新鋭の「グリーンムーバー」しかし車内はなんか味気なく、揺れも結構なもので想像していたのとはちょっと違ったかも。原爆ドームや八丁堀を眺め、広島駅へ。 |
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あっという間 あっという間に3日が経ち、早くも帰宅。新幹線だとここから3時間10分で新横浜...便利な時代になったものだ。ここでは今年を最後に東海道新幹線から引退するという500系のぞみを選択。これで帰ることに。車内ではお持ち帰り用のお好み焼きをまた購入。味わいながら食べた。またぜひ食べに行きたいものだ。 |