日本旅行記録 (1998.1.17〜)


時計台

ようやく化粧直しの終わった時計台 1998/1/19

日時
1998年1月17日〜1月19日

行先
北見・函館・札幌・登別

行程

1/17
浦賀−堀ノ内−京急蒲田−羽田−羽田空港−女満別空港−北見−留辺蘂−相内−遠軽−旭川−札幌−

1/18
−函館−吉岡海底−木古内−江差−函館−谷地頭−函館−

1/19
−札幌−大通−北24条−札幌−苫小牧−登別−室蘭−東室蘭−南千歳−新千歳空港−羽田空港−羽田−京急蒲田−堀ノ内−浦賀


◎今年から2ヶ月に一回は北海道へ

 特に理由はないのだが、会社のストレスを思いっきり発散するには、大自然の広がる北海道で羽を伸ばしたらよいのではと考え、勝手に決めた。しかし、11月の謎の病気?がまだ完治しておらず、つい2週間前も調子が悪くて病院で診てもらったばかり。またまた健康に不安を抱えたままのスタートとなってしまったのである。


◎道東へ

 今回は直接千歳には行かず、女満別へ行くことになっていた。というのも、長らく未乗となっていた石北本線(当麻−遠軽)を踏破するためである。早速飛行機を降り外に出ると、さ、寒い...。気温は−15Cとのこと。ぼっとしていたら凍ってしまうと思い、すぐさまバスに乗り込んだ。空港から北見駅までは約1時間ぐらいである。北見で名物の帆立飯を買い込んで列車の中で食べる。今日の晩にに札幌からの夜行に乗らなければならないので、ずっと列車に乗りっぱなしになる。おまけに遠軽からの各駅停車は1日1本。乗り過ごしたらOutである。(青春18きっぷを使っていったため。特急は結構本数があります。)乗り継ぎも何とかうまくいき、無事札幌に到着。

遠軽駅

夕暮れの遠軽駅


◎函館へ

 その日の夜行で函館へ直行した。利用したのは「ミッドナイト」座席指定券+青春18で乗れるので非常に役立つ。今回もホテルには宿泊せず往復ともこの列車利用のため、宿代を浮かすことが出来たのである。また、この列車の座席は椅子が深く倒せるので、寝るときも疲れを感じない。案の定すぐに眠りに落ちた。さて、翌朝6:30に函館到着。いつも通りこの後の予定は立っていない。この日は未乗の江差線に乗れるだけでよいと考えていたが、時間が余ってしまう。ちょうど青函トンネル見学ができる(吉岡海底駅に停車する)海峡号が良い時間に出ることを知り、ゾーン539カード(トンネル内見学入場券?)を買い列車に乗り込んだ。

海峡号

海峡号 函館駅にて


◎青函トンネルの中では...

トンネルに入り数十分後、ようやく吉岡海底駅に着いた。下車したのは僕を含めて7人。そのうち1人は案内役の方なので、ずいぶん寂しいな、と感じてしまった。やはりもうブームは去ったのか。まあシーズンオフという理由もあるだろうが。いよいよトンネル内の探索ということになる。入り口付近のロッカーに荷物を置き、いざ出発!トンネル内はさすがに広い。緊急避難所の役割をかねているためかそれなりの設備も整っている。トンネル内の側溝には大量の水が流れ、トンネル内にしみ出す水の多さがかなり多いことに驚かされる。また、ミニ水族館や青函トンネルの軌跡をたどったパネルなど、我々を楽しませてくれるようなものもあった。途中地上にあがるケーブルカーの見学もあったが、これには(一般時は)乗車出来ないとのこと。結局約1時間半ほどトンネル内を探索した。 

青函トンネル1  青函トンネル2  青函トンネル3

青函トンネル内 左 広い避難所 中 ケーブルカーが地上とを結ぶ 右 イルミネーションに彩られた所も


◎江差−函館市内へ

 海峡号を木古内で降り、今度は江差へ向かった。江差線は未乗線であった。しかし客が誰も乗っていない。廃止されないか心配になってしまうほどである。結局終点の江差まで乗っていった人は私を含め3名。江差の駅前も閑散としている。江差の街は以前車で観光しているので今回はそのまま函館へ戻った。しかし5年前と全然変わっていない...。函館に戻り、今晩のミッドナイトまでかなり時間があったので、いつも行っている谷地頭の公衆浴場(温泉)に行くことにした。市電に揺られ15分。終点の谷地頭からは徒歩5分ほどであるが、路上の雪が中途半端に解けているため行く手を阻む。悪戦苦闘の末、15分ほどかかってようやく到着した。ここで1時間ほどゆっくり温まり、再び函館駅へ戻った。

江差駅

雪深き江差駅にて


◎札幌−登別−室蘭へ

 翌日はもう帰宅日であったので、かなりの急ぎ足で観光することとなってしまった。まず札幌ではいつも行くラーメン屋「さんぱち」へ。ここに行く途中も路面が凍り付いていて何度も転倒。駅から店までかなり時間がかかってしまった。そのあとは登別へ。各駅停車で行ったため登別に着いたのは夕暮れ前...。駅前からバスを利用し、すぐさま登別温泉へ向かった。登別温泉は結構外湯が多く、またホテルや旅館も入浴のみOkとしているところが多いので、温泉自体を探すのには苦労しないであろう。結局時間がなかったためバスターミナルから一番近いと思われる「」へ行くことに。ここの設備はすばらしくきれいであった。最近改築したのであろうか。おかげで短い時間ではあったがリフレッシュすることが出来た。さて、その後は室蘭に行き、そのまま千歳空港へというハードスケジュール。未乗線の室蘭線に乗るためである。これでJR北海道の路線は完全制覇したことになる。室蘭の駅では時間があったので駅前を散策しようと思ったが、外は猛烈に寒く、外を歩いているだけで肌の間隔が無くなるほどであったのであえなく断念した。しかしこの室蘭駅、5年前とかなり異なっていた。どうやら場所が移転したらしい。

大通公園  さんぱち

左 大通公園では雪祭りの準備が  右 いつものラーメン屋


◎あっという間に...

 室蘭からは直行で新千歳に戻り、あっという間に今回の旅行は終了となった。しかし、もっとのんびり旅行できないものか。まあ仕事しているうちは無理であろうな、と感じた。まあ、温泉にも浸かったためか、だいぶ調子も良くなったように感じた。


*しかしあわただしい...。おまけに車中連泊でよけい疲れたのでは...?と思ってしまうが、それでも旅行好きな僕としてはきっと満足なんだろうと思うが。でも、会社でのストレスを発散できたという面では良かったのではないかと思っている。

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