日本旅行記録 (1998.3.21〜)


サッポロビール園にて

サッポロビール園にて 1998/3/22

日時
1998年3月21日〜3月22日

行先
札幌・旭岳温泉

行程

3/21
浦賀−堀ノ内−京急蒲田−羽田−羽田空港−新千歳空港−札幌−大通−北24条−札幌−旭川−旭岳温泉

3/22
旭岳温泉−旭川−札幌−サッポロビール園−札幌−新千歳空港−羽田空港−羽田−京急蒲田−堀ノ内−浦賀 

 


◎同期との2度目の旅行

 今回の旅行は会社の同期T君との2度目の旅行である。いい加減会社でのストレスもたまってきてたので、たまにはのんびり温泉にでも浸かろうということで、いくことになった。


◎T君来ず

 前日、同期の飲み会があったため(帰りが終電)、早起きできるか心配だったが、何とかできた。しかしT君から電話が...。とりあえず、旭川で待ち合わせすることにした。


◎時間つぶし

 予定の待ち合わせ時間14時。千歳着が8時半。さてこの時間をどうするか。結構暖かく感じたので(でも気温は0度。)大通り周辺を散歩することにしたが、途中にWINSがあったので、はまってしまった。しばらくして、特急「スーパーホワイトアロー」で旭川へ。旭川でコンビニによって今夜の酒を買おうとしたが、駅前には全くコンビニがない。

ホワイトアロー

特急スーパーホワイトアロー


◎旭岳温泉へ

 旭岳温泉行きのバスは駅前のバス停からでていたのですぐわかった。そこで無事T君と待ち合わせ、バスに乗り込む。このバスには「いで湯号」という名前が付いており、毎日旭川−天人峡温泉−旭岳温泉間を2往復している、何の変哲もないバスだが、実はこのバスにはすごいところがある。それは、「運賃が無料」ということである。(帰りは宿泊箇所でもらえるバス券を持っていれば無料)旭岳温泉まで2時間ぐらいだから普通に払えば2000円ぐらいかかるだろう。それがタダなのだから行かないわけには!今回の目的地を旭岳温泉に定めたのは、それが大きく起因している。旭川駅をほぼ満員で出発したバスは市街地を抜け、山の中に入ってゆく。途中まだ雪の残る急坂などがあり、このバスで大丈夫なのかと心配したが、何ともなくすいすい進んでゆく。1時間半ほどすると天人峡温泉に到着。客のほとんどがここで下車。我々はさらにその先を目指す。周りはさらに雪深くなり、道も雪に埋もれている。今夜の宿は「キャンプ場入口」というバス停の近くらしいが、ここでバスを降りたのはよいが周りは雪以外なにも見えない。「間違えたか」と思い少し歩くと、宿が見えた。それにしても、こんなところで道に迷ったら遭難してしまうだろうね。

いで湯号  雪一色

左 旭岳への無料バス「いで湯号」  右 バスを降りると...。


◎温泉に浸かってゆっくり...

 泊まった場所「ヌタプカウチペ」というロッジ。山小屋風のおしゃれな作りだ。当然温泉もあるということで入ろうと思ったが、機能の疲れがたたって熟睡。気がついたらもう飯の時間だった。ロッジの女将さん手づくりの食事は最高!ご飯を3杯もおかわりしてしまった。酒盛りはコンビニで酒が買えなかったので明日までお預け。温泉は混んでるということで、深夜に入りに行くことになった。温泉は石づくりで湯船が深く、足も余裕で伸ばせる。窓からは雪景色が見えた。もう最高!風呂上がり後30分で床につく。

ヌタプカウチペ

今回宿泊した「ヌタウカウチペ」というロッジ


◎露天風呂探し

 翌朝、近くに露天風呂があるということで探しに行く。寒くなければ入ろうと思っていたが、むちゃくちゃ寒い。とりあえず探すだけ探そうと思ったが、なんせこの雪深さ。女将さんに聞いたところを目指したが、それらしきものはなかった。(池みたいなのはあったが...)仕方なくあきらめ、バスで旭川に向かった。ホテル前のバス停ではそこで飼っていると思われる犬が見送り。旭岳を後にした。しかし、こんなによいところならばもっとゆっくりしたかった!でも現実は厳しい。

犬

帰り際、犬が見送ってくれた...。


◎サッポロビール園で...

 旭川から札幌に戻る。今日の目当てはビール園だ。昨日ほとんど酒を飲んでいなかったので、2人とも胸がときめく。車窓からサッポロビールの煙突が見えると札幌駅到着。煙突を目標に歩いてビール園に向かう。だいたい20分ほどでサッポロビール園についた。しかし構内はとっても広い!週末ともなるとこの広い構内が人であふれるそうだ。地図で確認してレストランを探す。昼過ぎなのであまり混んでいないが、受付で予約してから別の場所にあるレストランへ向かう。ジンギスカン食べ放題とビールのみ放題がついて3100円也。一応2時間の時間制限があったが、そんなのかまわず腹一杯になるまで食い飲み続けてしまった。いい気分になって外にでると、雪がちらついていた。一瞬、今晩飛行機が飛ぶかと心配になった。このあと、T君が「大通公園に行きたい」ということで行ったのはいいが(当然歩いて。)ついたことには吹雪いていた。

サッポロビール園(外)  サッポロビール園(中)  雪の大通公園

左・中 サッポロビール園  右 夜の大通公園は吹雪いていた...。


◎もうお帰り

 大通公園を後に札幌駅に向かった。そこである土産を買いたかったのだが、どこにもなかった。そのある土産とは「六花亭のバターサンド」恥ずかしながら、最近までこんなお菓子があるとは知らなかったが、会社のお姉さま方から土産を頼まれたとき、絶対この土産買ってきてとねだられたて初めて知った。実際食べたこともあったが(そのときはまだ有名な菓子とは知らず食べていた)とってもおいしいのですこれが!それから北海道に行く度買おうと思っていたのですが、売り切れるのが早い。(夜に売ってるのをみたことがない)おまけに普通の土産屋では扱っていないらしいのです。仕方なく空港で探そうと思い、いろいろ店をあったってみたら...ありました!それもたくさん。でもお金がなかったので5個入りしかかえなかった。(5個入り500円・10個入り1000円と結構高い。)土産を持って帰りの飛行機「スヌーピー号」で東京へ帰った。

スヌーピー号  バターサンド

左 スヌーピー号   右 六花亭バターサンド。うまい!!



*土日連休での北海道はあまりにもあわただしすぎる。でも逆に考えると週末だけで北海道に行けてしまうのだから、便利になったものです。温泉にも浸かり、バターサンドも買い、ラーメンも食べ、満足満足の2日間でした。WINSで買った馬券が当たればもっとよかったのに。(贅沢?)旭岳温泉は、あまり観光地化されてなく、静かなところでのんびりしたい人はおすすめです。帰りのバス券を宿泊箇所でもらうのを忘れずに。ビール園は週末は大変混雑するので、(その前に予約が必要)平日の午後3時〜4時くらいに行くのがよいです。(もっとも早い時間にできあがってしまいますが...)

 

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