日本旅行記録 (1998.5.1〜)
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1998年5月1日〜5月3日 |
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京都競馬場・福知山・東舞鶴・姫路・高田 |
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京急久里浜−横浜− |
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−大津−加古川−西脇市−谷川−福知山−東舞鶴−福知山−和田山−寺前−姫路−山陽姫路−梅田−川西能勢口−日生中央−妙見口−川西能勢口−蛍池−千里中央−淀屋橋−三条−烏丸御池−京都 |
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京都−丹波橋−京都競馬場−丹波橋−大和西大寺−大和八木−大和高田−高田−王寺−生駒−難波−関西空港−羽田空港−羽田−京急蒲田−堀ノ内−浦賀 |
◎残業を終わらせ自宅へ、そこから横浜へ直行。
金曜の夜行で直行というハードスケジュールだったため、強引に残業を終わらせ帰宅、20分で準備して横浜駅へ直行した。久しぶりの臨時銀河である。昨年は天皇賞がGW前にあったので利用できなかったが、今年はちょうど2日前に運行されており、1泊京都に泊まって土曜はどこかに行こうと決め、利用することに決めた。車両は昔と変わらず14系。座席も昔同様「リグライニングするが、バタンと戻ってしまう」もの。やはり寝にくかったが、ビールを1缶空けるとたちまち眠りについた。
◎JR西日本未乗線乗りつぶし。
明朝は大津で銀河を降り、後続の快速に乗り換えた。土曜の朝のためあまり車内は込んでいなかった。とりあえず目的地は加古川。まだ乗っていない加古川線に乗るためである。京都・大阪・神戸と過ぎ、加古川に到着。するとカメラをっもった方が大勢ホームでたむろっている。どうやら、今日は加古川線に「きたろう号」なるものが走るようである。ふだんは境線を走っているのだが、GW中だけ特別に加古川線などで走っているという。車内ではクイズも実施されているらしかった。ラッキーなことに私が乗ったのはちょうどこの「きたろう号」であった。列車は厄神・粟生と過ぎ、、まもなく西脇市に到着。本当はここから廃止された鍛冶屋線の跡をたどろうかと思ったが、天気が悪かったので断念。そのまま接続の列車に乗って谷川へ。谷川から福知山線(もと新快速の車両)で福知山へ。今度は未乗線の舞鶴線に乗るために東舞鶴まで。西舞鶴では北近畿タンゴ鉄道の特急車両が停車していた。終点の東舞鶴はいつの間にか高架になっており、駅舎も真新しいものになっていた。駅前広場もきれいであったが、閑散としていた...。そこからまた福知山に戻り、和田山へ。これも未乗線である播但線に乗車した。和田山−寺前間は非電化のローカル線。寺前からはいつの間にか電化されており。真新しい103系が停まっていた。内装も真新しくなっていた。しかしここにもまさか電車がはしろうとは。福崎あたりから下校の学生が乗り込んできて2両編成の車内は満員。ようやく姫路に到着。
◎関西私鉄試乗そのT
山陽姫路からは、ついこの間から運行されている直通特急に乗ることにした。梅田まで1250円の切符を買い、早速乗り込む。車両は阪神のものであった。山陽の直特はクロスシートだったが阪神はロングシート。疲れないかと心配がよぎる。山陽線内はそんなにとばさないかと思ったらそんなことはなく、びゅんびゅん飛ばす。通過する駅の駅名板が見えないほどだった。なるほど、阪神特急のスピードはうわさ通りだな、と思った。1時間30分ほどで梅田に到着。ちょっと腰が痛くなった。阪神もクロスシートのジェットカーを作ったらいいのに、と思ってしまった。このあとは能勢電鉄に乗るため川西能勢口へ。まだ元阪急の古い車両を使っているのかな、と思ったらたしかに使ってはいたが、塗装がモダンなものに変わっており、一瞬ひいてしまった。とりあえず全線乗った。(くらかったので車窓風景わからず、今度は昼に乗ってみたい。)山下駅での日生中央−妙見口の接続はスムーズで、感心してしまった。そのあと蛍池に向かい、大阪モノレールに乗車。結構高いところを走るのである。ここから眺める夜景がとてもきれいであった。モノレールを千里中央で降り、北大阪急行に乗り換え。しかし結構距離が離れており、5分ほど歩いた。そのまま淀屋橋へ向かい。京阪の特急へ三条へ。特急が入線してきたときビックリ!なんとダブルデッカーがついている!それも特急料金無料!迷わずこの車両に乗車(しかしほかにもこれが目当てで並んでいた人が多く、あっという間に満席になった。)座席も座りやすいし、内装もすばらしい。快適な1時間を過ごすことができた。
◎天皇賞・春
京都駅前のホテルに宿泊し、翌日6時30分に京都競馬場に向かう。丹波橋から乗った各駅には競馬新聞を持った人たちがチラホラ。まさかこんな時間から?と不安な予感が的中。競馬場入口前にはすでに400mほどの列ができていた。今年は京都競馬場のスタンド改修工事があるため入場券を前売り発売したりしていたのだが、それが影響してか、例年よりも皆早く来ていたようだった。しかし開門が7時30分と早かったおかげで長く並ぶこともなく競馬場に入場できた。当然席も楽に確保することができた。さっそく予想、と思ったが前日あまり寝ていなかったおかげで眠くなる。というまに1Rスタート。込むことを察知しあらかじめ全レースの馬券を購入。武豊の人気馬を絡めておけば心配ないだろうと思い、ほとんどのレースで武を買ったが、予感的中。天皇賞までなんとプラス収支であった。天皇賞はがちがちの本命で決まるだろうとおもい、馬連2.3倍の馬券をたらふく買い込んでいたが、いざレースが始まってみると本命のシルクジャスティスが延びない...結果惨敗。せっかくのプラスがパーになった。しかし春の遠征は毎年勝てないなぁ〜。
◎関西私鉄試乗そのU
気を取り直し、再び関西私鉄試乗。しかしハプニングが。近鉄に乗車し、丹波橋から新田辺まで行こう(JRの京田辺−木津の未乗線に乗るため)と近鉄に乗り込んだのはよいが、乗った列車が「快速急行」。車内放送では「次は西大寺です〜」といっているではないか?むなしく新田辺を列車は通過し、あっという間に西大寺到着。どうやらこの快急は休日のみ4往復運転とのこと。運がいいのやら悪いのやら。さて、新田辺に戻る気力もなくなり、このまま高田に行くことにした。しかし大和八木方面にいく列車が全然来ない!。来るのは特急だけ。仕方なくホームに泊まっていたビスタカーに乗るべく、ホームの特急券売場で急いで特急券を買い乗り込んだ。20分間優雅なひとときを過ごした...。八木で乗り換え高田に向かおうとしたが、ホームが複雑でどこから高田方面の列車が出ているかわからなく、また何行きに乗って良いかもわからなかったのでちょっとパニックになってしまった。ようやく難波行きに乗ると言うことがわかり、ホームへ。そこに停まっていたのは「区間快速急行」なるもの。今度はちゃんと高田に停車することを確認し乗り込んだ。数分で高田到着。ここからJRの高田まで歩いていった。徒歩5分くらいの距離だが、道路が入り組んでおり、信号が変わるのも遅いため時間がかかってしまった。JRの高田駅前は近鉄と比べ閑散としていた。ここから未乗区間の和歌山線に乗り王寺へ。王寺からはそのまま関西線に乗って難波へ行き大だこでも食べようかと思ったが、よく見ると近鉄生駒線が出ているではないか。これに乗車することに決め駅を探したがない...新王寺駅はあるのだが王寺駅が見あたらない。JRの駅には案内がないし。よく見たら駅前の跨線橋を降り狭い路地を入ったところに駅舎があった。ちょっとわかりにくい。ここから近鉄で生駒へ。結構この路線は急勾配のところを走るみたいで、駅停車中には車両が傾いてるなんてところもあった。沿線は結構山深いが、新興住宅地なども広がっている。まもなく生駒に到着。ちょうど快急が停まっていたので急いで乗り込もうと思ったが間に合わず。しかし10分おきに走っていることがわかり安心する。しかしこの路線は高密度なダイヤですなぁ。準急の2分後に快急が来るなんて。逆に快急のスピードダウンが気になります...。途中石切付近は結構高いところを走るのですが、ここからの平野の眺めは最高!夕焼けをバックにすばらしい風景が広がっていました。(その写真を撮ろうと思ったが、暗かったのであえなく断念)そうこうしているうちに難波に到着。意外と生駒から大阪って近いなあとおもった。住むなら生駒がいいな、と。さて、大だこを食っている暇もなく、そのまま南海難波駅へ。最後は南海のラピートに乗車。普通の特急に300円追加するだけでスーパーシートに乗れるらしく試しに乗ってみた。すごいですわ。この車両は。なんせ窓のでかさに驚かされます。ホームでビールを買い、一杯飲みながら短いくつろぎの時間を過ごした。あっというまに関空に到着。長かった関西私鉄試乗の旅は終了した。関空からは飛行機で羽田へ。1時間。飛行機は速いですわ。
※関西の私鉄はサービス・スピード等いずれの面をとっても関東私鉄を上回っていると感じた。またJRもそうである。特にJRと私鉄が競合している区間においては顕著である。関東私鉄(特にJRとの競合のないところ)はもう少し頑張ってもらいたいものである。1つ気になったのは、京阪と阪急の京都駅へのアクセスであろうか。(双方ともターミナルから京都駅までの移動が面倒)競馬のほうは残念だったが、まあ来年も遠征して今度こそ一儲けし、豪遊してきたいものである。