マン・オン・ザ・ムーン Man on the moon

制作・年・時間 '99米/東宝東和/119分
監督 ミロス・フォアマン
制作 ダニ・デビート
原作 ボブ・ズムダ
音楽  R.E.M.
出演 ジム・キャリー
コートニー・ラブ
ジャンル ドラマ・コメディ ポール・ジアマッティ
期待度 ☆☆☆☆ 日本上映 00/06/10
実在した天才コメディアンの半生を描く人間ドラマ。小さい頃からの夢である芸人の道を歩むアンディ。TVデビューも果たし人気を博すが、彼のパフォーマンスはやがて観客を挑発し怒らせるほど過激なものになり、次第に誰からも理解されなくなって行く。

  

講評
ストーリー ☆☆☆☆☆ ユーモア ☆☆☆☆ 感動 ☆☆☆☆
ラブ ☆☆☆ コメディ ☆☆☆☆ 総合 ☆☆☆☆
映画が始まっていきなりエンドロールが始まった...。これもアンディのギャグなのか...。でもこれには結構ウケたけどね。このギャグが面白いかつまらないかによってこの映画の善し悪しが分かれるのではないかなぁ。それほど他のコメディアンとは違ったキャラであることは間違いない。なんでもやるギャグは「破天荒」の一言。わざと見せる観客を怒らせるようなギャグを演じ、自己満足する。見る側からすると退いてしまうのだが、これも彼なりに考えた「画一的でないギャグ」ではないのかな。要は人とは違った新しいギャグを開拓していくという点では斬新だったのではなかろうか。それだけに急逝には非常に惜しまれる。晩年は、彼の病気もギャグではないかと周りの人に思わせてしまったのは少しかわいそうに思えてしまった。余談だが、アンディのキャスティングの選考に大物俳優が多数ノミネートされたらしいが、僕的にはジム・キャリーが選ばれたのは妥当だったと思ったが。

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