ナインスゲート The ninth gate

制作・年・時間 '99西・仏/ギャガ/133分
監督 ロマン・ポランスキー
制作 ロマン・ポランスキー
脚本 ロマン・ポランスキー
音楽  
出演 ジョニー・デップ
エマニュエル・セイナー
ジャンル サスペンス レナ・オリン
期待度 ☆☆☆ 日本上映 00/06/03
欧州各地を舞台に、古書探し専門探偵の悪夢のような体験を描くミステリー。NYの富豪から17世紀の”悪魔書”の探索を頼まれたコルソ。現存する3冊のうち残りの2冊を探し求めて欧州へ飛んだ彼を待っていたのは、謎の美女と不可解な連続殺人事件だった。

  

講評
ストーリー ☆☆☆☆ ユーモア ☆☆ 感動 ☆☆☆
ラブ ☆☆☆ サスペンス ☆☆☆☆ 総合 ☆☆☆☆
見る前は、ジョニー・デップが出演した「スリーピー・ホロウ」に似た映画かなぁ?なんて思ったが、実際は全然違う話でした...。古書探偵が依頼された古書を探すという、なんとも地味なストーリーだと思っていたが、見ているうちにだんだん引き込まれていくような感じだったね。はじめはただ古本のコレクターが稀覯本を意地でも手に入れようとするストーリーだと思ったが、実はその本自体に秘密が隠されていたわけである。実はその本と同じ?本が他に2冊あり、その本を探し求めるため欧州へ飛び、その本をコルソが探しだし、解明し謎を解く、そしてそれと同時に起きる連続殺人事件。謎の美女登場で謎はさらに深まるばかり。そしてその謎とは、本に刷り込まれている版画を集めると悪魔が復活する、という...。ストーリーの構成、不気味な演出、効果音などの巧みさには思わず感心させられたという感がある。派手な演出こそないが、小気味悪さを随所に感じさせるような箇所が随所に。結末は意外と言えば意外だったかなぁ。(これはハッピーエンドなんだろうか...?)

EXIT